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特命捜査対策室長 上原若菜
【レイプ 官能小説】

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男嫌いのマギー-6

 今日初対面の女とホテルの部屋に2人きりという状況が非常に嫌であった杉山はなるべく物音を立てずに動き出した。しかし…
 「ちょっとぉ?勝手に帰らないでよ?」
マギーに手首を掴まれ驚く杉山は。
 「うおっ…!」
あっけなく引き戻される。マギーを見ると悪質な酔っぱらいであった。美人ハーフの睨みは中々の迫力を見せていた。
 「ち、ちゃんと部屋まで送り届けたんだ、役割は果たしただろ!?」
 「役割とか関係ないし。挨拶も無しに帰るってどーゆー事!?」
 「い、いや、酔っ払って寝てたから…」
 「寝てないし!」
 「でも別に用事ないし!」
 「そっちに用事なくてもこっちにあるし。」
 「な、何の用事だよ!早く済ましてくれよ!誰かに見られて変な疑いかけられたらヤダし!」
 「変な疑いって何よ?」
 「だ、だから…、ヤッたんじゃないかって…。」
その言葉を聞いたマギーの目つきが変わったような気がした。マギーはさらに杉山の手を引いた。
 「わっ!!」
バランスを崩した杉山はマギーに覆い被さるような格好になる。
 「わっ!!」
動揺する杉山に驚くべき発言をしたマギー。
 「ヤッてもいいよ?別に…。」
爆弾発言にドキッとした杉山。
 「な、何言ってんだよ!!」
動揺した杉山は顔を真っ赤にしていた。
 「別に同意の上のセックスだもん、問題ないでしょ…?」
 「同意の上って…、俺は同意してないし!」
 「男はみんなこんな状況だったらヤリたいんじゃん?女がOKすればそれは同意の上って事なんじゃないの?」
 「う…。」
確かに本心では、こんな美人、しかもハーフがしていいと言ってくれば、こんなチャンスは滅多にない。ヤラせてくれると言って居るのだ。ヤリたいのが普通だ。しかしやはり杉山にはお互いの事を良く知らないままセックスをするのは嫌だ。杉山の理性は欲望に勝つ。
 「だからみんながみんな、男が女を見りゃあすぐヤリたいと思わないでくれと言っただろ!その言葉に嘘はないんだ!」
欲望を振り払うかのように言った杉山の顔をジッと見るマギー。
 「だよね。ゴメンなさい。男はみんな女を見ればすぐヤリたがる生き物だって言った私が間違ってた。謝る。ゴメンなさい。さっき言えなかったから…、どうしても謝りたくて。」
 「えっ…?」
まさかマギー謝って来るとは思わなかった杉山はキョトンとした顔でマギーを見つめていた。


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