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華麗なる転身
【SM 官能小説】

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第6章 日干し-2

第6章 日干し(2)

「山本!」
「はいっ」
 マヤは立ち上がり、男の方を向いた。
「もう、蟻や蚊は充分だわ。……日も高くなってきたから、本格的な日干しを始めるわ。……まず、この集っている虫を追っ払いな!」
 山本という男は、マヤの命令で、ホースを近づけた。そして、水を出し、勢いよく友子の身体にぶつけていった。 
集っていた虫は、蜜や砂糖とともに勢いよく飛び散り、黒蜜に隠れていたピンク色の乳首が現れてきた。張りのある乳房だったが、水が当たっているところは水圧でかなり皮膚が凹んでいる。見た目以上に鋭い突き刺さるような痛みがあったようだ。
「うううっ……」
 友子のうめき声は、激しい水の音で消されていった。
 乳房から秘裂に水が移った。一段と友子の声が大きくなった。
 秘裂に、軽妙な音を立てて水が当たり、その勢いで小陰唇が右に左に跳ねたりたたまれたりを繰り返す。秘肉の内側にもたたきつけられ、膣口にも尿道口にも水が突き刺さっていった。まさに壺に水が入るように重苦しく響く音を立てて、泡だった水で溢れかえってテーブルの上に流れていく。
「いやぁ、止めてぇぇ……いやぁぁ……」
 秘裂の合わせ目にあるクリトリスには、包皮に沿って隙間を削ぐように水を当てていった。クリトリスの亀頭に当たる水の痛みに友子は叫び声を上げ続け、緊縛された不自由な手足を精一杯動かして悶絶していた。
「おい、山本!綺麗に洗ったら、水を飲ませてやりな。……これからの午後は辛いはずよ」
 白布の上から友子の顔に水をかけた。白布が顔に張り付き、肌色が透けて見えた。男は布の盛り上がった鼻にも水をあてた。鼻の穴に水が入り込み、むせびながら呻いている。水の当たる位置がずれると、むせかえりながらも白布を通してしみ出た水を飲んだ。
「ほれ、水を飲んでるわ。もっと、もっと飲ませてあげな」
 白布の上からも口が開いているのが透けて見える。男はそこを狙って水をあてる。
「うげげげっ……うらららぁぁ……」
 白布が口の中にまで追い込まれ、ゴボゴボと音を立てて水が溢れる。布が鼻に張り付き、息ができない。布を通して水が喉に流れ込んでくる。息をするには飲み込むしかなかった。
「うはあぁ……うごぐごごごっ……」
 存分に水がかけられ、蜜や砂糖が流されて無くなったのはもちろんのこと、集っていた虫もいなくなった。友子には胃がダボダボになるほど十分に水が与えられた。熱く火照っていた身体も、高原を吹く涼風に震えるくらいの寒さを感じるまでにすっかり冷やされていた。
 蟻や蚊だけでも十分な責め苦なのに、これから友子は、日干し責めを受けようとしていた。

 友子に近づいたマヤは、水で洗われてサラサラになりすぎた乳房と秘裂を元の環境に戻すために、ヒヤルロン酸入りの生理食塩水をかけた。
「おい。今は安全な期間なのかい?……それとも、危ない期間?」
 友子は黙っていた。
「なに、黙ってんだよ。……ここのことにきまってんだろ。えっ?……聞こえてんだろ?返事をおし!」
 マヤは友子のクリトリスをガラス棒の先で勢いよく叩いた。
「いひひぃぃぃっ……」
 友子の身体がビクッビクッと跳ねた。先をさらに押しつけ、グリグリと押し潰した。
「どうなんだい?……自分の身体だろ!なんとか言えよ!」
 また、ビンビンと叩いた。
「ひいぃぃぃっ……危険な……頃よ」
 マヤは塩水に指先を浸けてから、友子の日焼けし始めた秘裂の中心に乱暴に突き入れた。
「ああっ。痛っ……」
 水で洗われた膣は滑りが悪かったが、二本の指がググッと奥まで入っていった。マヤの指はカサカサして痛かった。
 マヤは指先で子宮口を探った。友子が言うように危険な時期だった。コリコリした子宮口はかなり降りてきていた。
「そうみたいね。……」
 子宮口を押し戻すように円を描いて確認し、よくかき混ぜた後、指を引き抜いた。
 そして、指先に着いた愛液の糸の引き具合を見た。
「そうね。ちょうど熟し頃みたいね。……喜びな!もうすぐ、お母さんになれるわよ」
<第6章 日干し(2) 終わり  この章はつづく>



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