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華麗なる転身
【SM 官能小説】

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第6章 日干し-1

第6章 日干し(1)

 夜半からの雨も上がり、すっかり空気中の塵が無くなり、鋭い夏の日差しの朝を迎えていた。真っ青な空に、遠くの山々の稜線がくっきり見えていた。
 センターの庭には円形のテーブルが置いてあり、真ん中に白い塊があった。
 美弥が捕らえ、移送されている頃、同じセンターの庭では石井友子が責められていた。
 白い塊に見えたのは白布に包まれた友子だった。
 友子は小柄で、色白の美人だった。スタイルもよく、胸も大きかった。
 その友子が円形のテーブルの上に仰向けになって、手足を縛られてのせられていた。ただ、友子は左右の乳房と秘裂の周囲の三カ所を刳り抜かれた白い布にくるまれていた。顔も両手も両足もすっぽり隠れて見えなくなっていた。
 白布の下では、両足が百八十度近くに拡げられて、頭の上で固定されていた。いわゆるマングリ返しといったところだろうか。そして膝のところで肘が縛られていた。
 この格好だと、恥ずかしいことに秘裂が真上を向いてしまう。そして開脚しているので、花弁も大きくくつろいでしまう。
 友子の秘裂は上付きで、普通の人よりも花弁は縦長で大きいほうだった。また、秘裂を中心に、大きく楕円形に土手焼けしていて、太腿の付け根周辺まで黒ずんでいた。花弁はポッテリと厚かったが、左右対称できれいな形だった。
 上半分が白布に隠れている茂みはクリトリスの上部に薄く渦を巻いているだけだった。そのため、よけいに股間部の茶褐色が強調された。
 友子の白布の刳り抜かれている部分には、幾筋もの黒い糸が見えた。
 近くで見ると、糸に見えたのは、実は山蟻の行列だった。無数の蟻が乳房と股間めがけて行進し、巣との間を往復していたのだ。
 友子の両乳首と秘裂の内側のピンク色の秘肉はもちろんのこと、その上端にあるクリトリスの包皮の内側や花弁の外側、そして肛門の中に至るまで、黒蜜に混ぜた白いグラニュー糖が丹念に塗り込められていた。
 無数の蟻が乳首の周りを忙しそうに動き回り、糖の結晶を運び出していた。秘裂の方はさらに無残で、開き加減のピンクの秘肉を土足で踏みつけ、半分捲れたクリトリスの包皮の中にまで潜り込んで蠢いていた。肛門も蠢く蟻の気持ちの悪さに開閉を繰り返していた。そのため、普段、内から外への排泄にしか使われない肛門にも、開閉の合間を縫って蟻が内部にまで侵入していた。
 また、果実臭が蜜に混ぜてあるのか、蝿や甲虫の類いも集っていた。藪蚊も日中だというのに飛んで白布に潜り込んでいるのか、秘裂や乳房を中心に小さな赤い盛り上がりが多数見られた。
 蚊に刺された痒みと蟻などの噛み傷の痛さに、友子は苛まれていた。友子の苦しげな呻き声が、白布の中から洩れ続いている。
 
 蟻責めに苦しんでいる友子のそばにマヤが近づいてきた。
 蟻の集る乳房は、すでに日焼けが進んでいた。マヤは乳房の根元を握りながら囁いた。
「おまえの相棒の淳子も、さっき掴まったそうよ。さぁ、おまえも観念することね。……まあ、夜になったらたっぷりとサキさんが可愛がってくれると思うわ」
 そして、乳房をタワタワと揉んだ。
「弾力ののあるいいオッパイね。形もいいわ」
 それから、秘裂の方に視線を移した。
「どれ、おしっこは溜まっていない?……それにしても酷い数の蟻ねぇ……気持ち悪いでしょ。ふふふ」
「……ううっ……」
 白布の下で友子は首を横に振っていたが、布の上からは表情は全くわからなかった。
「今の内に出しておいてやろうか。これから、二、三日はね、……それは沁みて、沁みて、痛くておしっこなんて出来なくなるからね。せめてもの慰めよ」
 マヤは胸のポケットから細いガラス棒を出した。
 それを友子の秘裂に近づけた。
 秘裂はしっかり開いており、蟻の刺激で小陰唇もツンと立っていた。
 膣口がポッカリ開いて、乾きかけた穴の奥まで蟻が出入りしている。
 マヤは友子の尿道口を探した。
 それは膣口のすぐ上に紫色にひしゃげた三角形をしていた。ここにも蜜が塗られていて、蟻がその上を右往左往していた。
 マヤはガラス棒で蟻を払い、指先で尿道口を大きく拡げた。
「ああっ……なにっ!」
 友子が呻いた。ガラス棒の先を膣に突っ込み、中をグチャグチャかき混ぜた。表面が乾いていたが、膣内はそれなりに湿っていたのか、出てきたガラス棒の先には白濁の滴がついていた。
 尿道口にそのガラス棒の先端をあてがった。
「いやぁ……」
 友子はマヤの目的がわかったようで、腰を揺すって逃げようとしている。
 そんな友子のうろたえにかまわず、ガラス棒を少しお尻の穴の方に倒し加減に尿道口に挿入した。
 その後、今度は臍の方にガラス棒を倒し、スッスッと奥へ進めた。
「うっ……ううっ……ああっ!」 
 蟻のむず痒さと違う刺激に、声が上がった。
 やがてちょっとした抵抗があったが、突き破るようにグンと膀胱内部へと進めた。
 ガラス棒を取り巻くように尿道口から尿がしみ出てくるのを確かめると、ガラス棒をスッと引き抜いた。
 ガラス棒が抜けるときに尿道を強く擦ったらしい。
「ひいぃ。……痛っ!」
 友子が大声を上げた。と、同時に勢いよく銀線がほとばしり出た。
 綺麗な放物線を描いて、ダダダダッと地面を激しく打つ音が響く。
 秘裂の下端からも肛門へ伝ってダラダラとテーブルの上に尿が垂れて溜まりを作っていた。突然の迸りに何匹かの蟻が流されていく。
 足を大きく開いているので、ほとんど飛沫かなかったが、腿や尻にはたくさん滴が飛び散って、きらきら光っていた。
 放尿は三十秒ほどでおさまった。

<第6章 日干し(1) 終わり  この章はつづく>


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