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特命捜査対策室長 上原若菜
【レイプ 官能小説】

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甘い蜜(しる)-9

 昼の部、吉川扮する中野宏にとってフレアでのヨガ教室はサークルのような感じであった。前夜に肉体関係を結んだ奥様達とはさらに仲良くなれたような気がする。
 「あ、杏樹さんダメです!オッパイ見えちゃう!」
ヨガ中、しきりに屈んで胸元を見せつけてくる杏樹。当然わざとだ。
 「あはっ、エッチ♪」
キュートな笑顔にクラクラする。 松下菜々緒は中野の目の前で大きく股を開いている。
 「菜々緒さん!ま、股全開…!」
 「カタチ、見えちゃう?フフッ…」
性器の輪郭がうっすらと浮かんでいる。若いだけあって昨日行為した奥様達の中では一番締まりの良かった菜々緒。あの気持ち良さを思い出してしまう。そんな感じでインストラクターにバレない程度で楽しんでいた。
 休憩に入り、リラクゼーションルームで休憩していると杏樹が腕に抱き着いて来る。
 「今夜は真千子さんと楽しむんでしょ〜?いいなぁ…。」
杏樹は今夜は用事があるとの事で真千子が立候補したのであった。後から菜々緒や陽子、遥も立候補したが早い者勝ちと言う事で真千子に決まった。
 「またいっぱい皮を剥いてあげるからね?ンフっ…」
 「マジッすか〜♪」
嬉しそうにデレデレする中野。美人奥様達に囲まれ幸せの絶頂であった。後半も楽しくヨガをし、更衣室で着替えてトイレへ入った。
 「や、ヤバっ!腹痛てぇ…」
中野は慌ててトイレに入る。しかし中に入り慌てる。
 「か、紙がねーっ!!」
もう頭が出ている。紙をお願いしている暇はない。中野は何振り構わず女子トイレへ入り個室の扉を閉め慌ててズボンとパンツを下ろし出産した。
 「やっべー、ウンコ漏らすとこだったぁ…。」
用を済ましてズボンとパンツを上げ出ようとした時に誰かが入って来た。
 (やべー、今出てったら完全に変態だ!もしかしたら盗撮してんのと勘違いされるかも知れないし…。)
中野はひっそりと息を潜める。すると入って来た、恐らく女性は中野の隣に入り鍵を閉めた。中野に緊張が走る。見つかる訳にはいかない。身動き一つせずに息を殺す。
 「あ、広沢です。」
隣に入ったのはどうやら広沢涼子みたいだ。何やらヒソヒソ声で誰かと電話しているようだ。
 「…はい。大丈夫です。あの2人の身元は確認しました。…はい、今真田様が篠田正樹に接触している所です。」
中野の耳がピクッと動く。
 (真田…?)
真田…、そう、御洗海岸強姦殺人事件の容疑者の真田竜彦を思い浮かべた。西進不動産爆発テロに紛れて何者かに連れられ行方をくらましている。未だ有力情報は得られていない。フレア内の人間から真田と言う名前が出てきた事は見逃せなかったが、その次の言葉で確信を得た。
 「あ、す、すみません。は、はい…、太田さんが接触している所です。」
会話の流れからみて恐らく真田竜彦は太田と言う人間になりすましこのフレア内にいるのではないかと言う仮説が成り立つ。しかもその太田は既に近藤扮する篠田と接触しているようだ。しかし何の証拠もなしに太田扮する真田竜彦の身柄を拘束する訳にはいかない。真田竜彦拘束も大事な任務だが、もはや爆発テロ、覚醒剤、レイプと言ったフレアの悪行を暴かなくてはならない。中野は後で若菜の判断を仰ぐ事にした。


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