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特命捜査対策室長 上原若菜
【レイプ 官能小説】

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魔性の女達-4

 このままでは今すぐにでもヌキたくなってしまうので話題を変えた。
 「みなさんはご近所の方なんっスか??」
たいてい中野の質問に始めに答えるのは杏樹であった。
 「私達、百合が丘に住んでるの。みんな。」
 「百合が丘??あの高級住宅街のっスか?」
百合が丘は千城県で最も高級住宅が立ち並ぶ地区だ。県内の企業の社長宅が集まるセレブ区域である。
 「ええ。こう見えても今日のメンバーは全員社長夫人なのよ?」
 「マジッスか…」
こう見えてもとは言うが、中野から見れば全員品が良く、どう見ても裕福層に見える。特に杏樹はその中でも群を抜いて上品だった。
 「ええ。普段から仲の良いお友達なの。良くみんなで誰かのお家に集まってお茶会してるの。」 
 「ソっすかぁ。」
ヨガ教室だけの付き合いにしては仲が良いなとは思っていた。杏樹の話を聞いて納得した。
 「俺は罰当たりっス。セレブな方々にマッサージなんてさせて…。申し訳ないっス!」
頭を下げ謝る中野。
 「ヤダァ、謝らないで?私達、セレブって呼ばれるけど、だからってそれを鼻にかける気なんて全然ないんだから。ここではただのヨガ教室に通う主婦なんだからね?でもぉ、中野クンだって平日の昼間にヨガ教室に来てるとこを見るとお金持ちっぽいけど…。」
 「俺はプー太郎ッスよ。親が金持ちなだけで。」
 「そうなんだ。中野クンのお父様って何してる方なの?」
 「別に何してる訳でもないんスが、あちこち土地貸ししてて働かなくても金が入ってくるんスよ。親子揃ってプー太郎ってトコかな。ダメ親子っスね。」
 「へぇ〜。ちなみにいくらぐらい入ってくるの?」
 「平均5千万は入って来るみたいっス。」
 「…、凄〜い!」
一瞬杏樹の目が光ったように見えた。他の奥様達もキャーキャー騒いだ。
 「じゃあ毎月お小遣い、どのぐらい貰うの?」
 「てか通帳に常に5億入ってて、例えば今月1億使ったら月初めに使った分だけ入金されるから小遣いいくらって感じじゃないんスよ。」
一瞬信じられないと言ったような表情を浮かべた奥様達だったが、すぐに凄い凄いと騒ぎ始めた。
 「超セレブなんじゃない、中野クン。私達の中で一番のお金持ちだわ、中野クン。」
 「まぁそれ程でも〜」
頭をかいて豪快に笑った中野。何となく奥様達の顔付きと目つきが変わったように感じた。そんな話をしながら休憩時間は終わりヨガ教室に戻りヨガを再開した。心なしか奥様達が自分を誘惑するかのような仕草が多く感じられたのであった。


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