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特命捜査対策室長 上原若菜
【レイプ 官能小説】

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魔性の女達-3

 (ハァァ…ハーレムや〜)
まさに女神の指先に体を揉みほぐされ昇天しそうな気分であった。いつまでもこうして奥様達にマッサージされていたい…、そんな気分であった。
 「あ、ありがとうございます!もう大丈夫っス!すっかりリフレッシュされました!」
逆に申し訳なくなってしまった。手を合わせて感謝を表しながら言った。
 「疲れたらいつでも言ってね?私達、マッサージも巧いから♪」
 「は、はいぃ…」
そう言った杏樹の笑みに骨が抜かれてしまったかのように
メロメロになる。そして中野を取り囲むように椅子に座る女性達。
 「皆さんは主婦なんですか?」
 杏樹が積極的に答える。
 「そうね。今日のメンバーはみんな既婚者ね。」
全員から何とも言えない色気を感じる。若い女性にはなかなか持つ事が出来ないものだ。それにみんな若々しく感じる。
 「一番の年上は東野陽子さん。」
フワッとした髪をした口元のほくろが印象的な女性であった。
 「ちょっと〜、恥ずかしいじゃないの〜。もう…。正直に言うわ?私が最年長で42歳なの。」
 「えっ!嘘っ!全然若いじゃないっスか!まだ30代前半にしか見えないっス!」
陽子は嬉しそうに恥ずかしがりながら言った。
 「ヤダ〜、嬉しい♪」
歳の話題を出すのは失礼な事ではあるが、全員さほど気にしていない様子であった。
 「最年少は奈々緒さんね。27歳。」
 「マジッスか!ち、超色っぽいっス!」
奈々緒はセクシーにニコッと笑う。
 「老けて見えるかしら?」
 「そ、そういう意味じゃないっス!」
 「フフフ、たいてい年齢プラス3歳で見られるわ?」
 「で、でしょうね〜。大人っぽいスもん!」
 「ンフっ、ありがと」
そう言って髪をかき上げる仕草も超セクシーであった。そして奈々緒はニヤッとしながら言った。
 「じゃあこの中で1番エッチな人は誰だと思う??」
 「え、エッチな人…?」
中野は全員を見渡す。中野にとってはみんないやらしく見える。その中でも顔からスケベさが滲み出ているように見えた女性を指差す。
 「あ、あなたっス!」
中野が指差したのは小野真千子という女性であった。
驚いた顔はすぐに赤面した。
 「わ、私!?な、何でぇ〜!?」
 「いや〜、何か顔がエッチだから…。スケベさが滲み出てるって言うか…」
みんな大盛り上がりだ。冷やかされる真千子。
 「いつもエッチな事ばかり考えてるから顔に出ちゃうのよ〜!」
 「ヤダぁ…」
顔を隠し恥ずかしがるが否定はしなかった事を中野は見逃さない。
 (ス、スケベなんだ!あんなキレイな人が!みんな欲求不満の奥様なんだな、きっと!)
嬉しくなる中野。真千子をそういう目で見ると急に気になる存在になった。


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