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特命捜査対策室長 上原若菜
【レイプ 官能小説】

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魔性の女達-5

 ヨガの時間が終わり少しのお喋りの後フレア千城支部を出た中野。捜査用に身元がバレないようマンションを1室、本来のアパートとは別に警察から支給されている。金持ちのボンボンを演じている為、高級マンションの1室を借りており、中の生活用品も高価な物が揃えられている。普段の生活より格段に良い環境に、いつまでも捜査が続けばいいのにとも思ってしまう。そんな身の丈以上の部屋に戻り1時間ほど過ぎてから捜査用の部屋を出る。尾行に細心の注意を払い、これまた捜査用に準備された高級外車で警察指定の地下駐車場に入り特殊メイクを外し服を着替えた。この地下駐車場は警察の管轄にあり監視カメラが多く設置され人の出入りは常に監視されている。その地下駐車場を出ると中野は県警本部に戻る。
 夕方17時、 会議にて中野はヨガ教室について報告する。
 「特に怪しい所はないただのヨガ教室って感じっスね。ただ今日いた教室の生徒達はみんな百合が丘地区に住むセレブ層の奥様達で、ご近所さんで普段から仲が良いと言ってました。」
中野は奥様達のスケベさには触れないでおいた。
 「そう。その中のリーダー的存在は?」
 「鈴本杏樹と言う女性です。明るくて美人な方でした。気品溢れる女性ですが、話しやすくあまりプライドの高さは感じませんでした。みんな傲った様子もなく超フレンドリーな感じでしたね。」
 「そう。まぁ始めからボロは出さないでしょうからね。とにかく始めは怪しまれない事だけを心がけて捜査してね?あと捜査用の部屋に慣れてね?いつ部屋に招き入れるカ分からないから、その時に自分の部屋の勝手が分からなかったラ怪しまれるからね。」
 「了解です。」
むしろ早くあの奥様達であれば誰でもいいから連れ込みたいぐらいだ。しかしそんな欲望は胸にしまっておく事にした。
 「じゃあ19時からは近藤君の捜査ね。篠田正樹としてエリートサラリーマンをしっかり演じてね?篠田正樹はお金持ちだけど財布の紐の固い若者。お金持ちレベルとしては中野宏よりも下で親のすねはかじらないタイプ。いいわね?」
 「はい。まぁ架空の設定とは言え吉川に劣るのはちょっと納得いきませんがね。」
苦笑いする近藤。しかし近藤は普段から起立正しい青年だ。何の心配もない。
 「気をつけてくださいね、近藤さん。」
心配そうな顔をするのはさとみであった。上目遣いで目をウルウルさせるさとみにドキッとする。
 「平気だよ。」
言葉短めに答えた。
 「じゃあ近藤君、頼んだわよ?」
 「はい。」
近藤はヨガ教室夜の部の捜査に出かけて行った。


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