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特命捜査対策室長 上原若菜
【レイプ 官能小説】

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フレア ヨガ教室-3

 吉川が中野宏、近藤が篠田正樹と言う架空の人物になりすまし捜査をする事になった。中野宏は親を製薬会社の役員に持つ裕福な家庭に育つボンボン息子、篠田正樹はネイルショップを経営する若社長。2人は大学時代の友達だと言う設定だ。もし身元を調べられても話が通るようにセッティングされている。若菜と吉川と近藤は綿密な打ち合わせを重ね、いよいよ潜入調査に入る日を迎えた。
 「おはようございます〜。」
特殊メイクの第一人者、 さわチンこと小沢有佳が訪れた。警察とパートナーシップを結んでいる事は極秘事項だ。自らが特殊メイクをして県警本部へとやって来た。
 「す、すげー…。ダレノガレ…??」
吉川が驚いた。ダレノガレメイクを施しての参上だ。本物と区別がつかない。
 「本当はベッキーにしようかなとか思ったんだけど、さすがにヤバいかなって思ってさぁ。アハハ!」
とりあえずダレノガレメイクを落とすさわチンであった。そしていよいよ2人のメイクに取りかかる。
 まずは吉川からだ。
 「今は基本が特殊シリコンであるから楽なのよねー。」
メイク時間はわずか20分。ほぼあっと言う間に終わった。近藤も同じだった。吉川も近藤もなかなかのイケメンに仕上がり満足そうだ。
 「この顔だったらナンパ100%成功するよ!」
鑑を見ながら喜んだ。
 「馬鹿じゃん?」
マギーはいつも通りに覚めた口調で吐き捨てる。
 「や〜ん、カッコイイ…♪」
もともと近藤に気があるさとみは目をキラキラさせて近藤ならぬ篠田正樹を見つめる。
 「そう?」
ニコッと笑うとさとみはキャーキャーとはしゃいだ。そんな様子を結衣は一歩下がって見つめていた。
 中野宏はチャラ男風、篠田正樹は誠実な男と言うキャラ設定だ。実際の性格とはほぼ同じだ。顔は変えても性格はなかなか変えられない。なるべく怪しまれる要素はなくしておこうとそうしたのであった。そしていよいよ捜査開始である。まずはフレア千城支部の事務所に電話をかける。
 「はい、フレア千城支部でございます。」
女性の明るい声が帰って来た。若干緊張しながら近藤が応対する。
 「あ、ちょっとお伺いしたいのですが、ヨガ教室のお申し込みをしたいのですが、いっぱいですか?定員とかありますか?」
 「ありがとうございます。定員とかはございませんよ?ご希望の方なら誰でもご入会できますよ?」
人当たりの良さそうな声はどこか安心感が持てる。


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