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今から恋を始めよう
【女性向け 官能小説】

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秘部に入っていた指を抜いて
そこに舌を差し込む。
クリトリスを濡れた指で刺激されて、身体が弓なりに反応した。

「愛してるよ」

初めて言われたその言葉に、反応してブルッと身体を震わせた。

その様子を上から見ていた吉野さんがいつもの笑い方をして。
ゆっくりと私の中に入ってきた。

大きく息を吐き出して
「気持ちいい」
と満足げに私を抱きしめる。

首筋を噛まれて。
指で乳首を弄ばれて。
私は、全てを祐に任せる。
自然に動く腰付きに祐が合わせて。
二人でお互いを見ながら引き寄せられるようにキスを繰り返した。

「んぁ・・・ぁ・・・ぁ」

銀色の糸を引いた唾液を祐が斜めに舐め取った。
その仕草がやけに色っぽくて、ゾクッとした。

「愛してるわ」

そう言いながら私の中がぎゅっと締まる。
そんな私を意地悪そうに笑いながら見つめて。

「俺も」

そう言って律動を早くした。

同じリズムで動く私たちは、きっとどんな人よりも
お互いを欲していて
お互いだけを欲していて
そして、見つけた。

段々早くなる律動に、私も体の奥から答えるように痙攣がやってくる。

「ゆうぅ・・・」
「やっぱりいいね。その呼び方」

少し茶化すように、そう言った途端、私たちは二人で同時にイった。






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