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催眠権売買
【SF 官能小説】

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つちやたち1-1

下駄箱にいるはずなのにと思い、ドアを開けると鍵がかかっていなかった。
中からどよめきが聞こえてくる。
その声が土屋達だとわかった。
「こんな所で何してんの」と彼らの前に行くと、
土屋は嬉しそうに「若月を待っていたんだよ」と
まるで私が来ることを知っているように言った。
「は?どうゆうこと?」
「俺たちと楽しいことするために呼んでくれたんだよ」
「何言ってんの私帰るね」踵を返すと、すかさず
「なぁ、そうだよな、鳥ちゃん」と土屋が言う。
鳥ちゃんって……振り向けば土屋達の後ろに怯えた鳥飼がいた。
「あ、うん、わ、若月、土屋くん達の言うことを聞いてくれるかな?」
「はぁ? なんで私が聞く必要があるのよ」
「なんでって、若月が言うこと聞いてくれれば、いぢめられなくなるんだよ」
「誰が?」
「僕が」……ボクって、何だこいつ
「知らないわよ、好きなだけいぢめられればいいじゃない」
それを聞いた土屋は鳥飼を見て
「おいおい大丈夫か、この話し無かったことにはできねーぞ」
「だ、大丈夫だよ、若月は僕の言うことを聞くんだから」
こいつ頭おかしい、鳥飼の言うことなんて聞くわけないじゃん、怖くなってきた。
「やめてよ気持ち悪い、帰る」逃げなきゃ
「あ、ダメだよ、これを見て若月」と言うと
鳥飼が手を向けてパチンと指を鳴らした。
「何それ、昼間もやってたけど、何の呪いよ」最悪、限界。
「やっぱり、これは家だけかぁ残念」
鳥飼の目が異常だ、何かされる、急いでドアに駆け出した。
「ダメだよ帰っちゃ、”飛ぶ鳥チャーハン炒め”」
そんな言葉が聞こえたような気がした。
ドアに着いた手がゆっくりと離れる。
振り返り鳥飼を見ると何かをしゃべっていた。聞こえない。
鳥飼の動いている口から目が離せなくなる。
こんな光景を何度か見たことがある。
でも、思い出せない、それに鳥飼のくせに言葉が気持ちいい。
なぜか土屋達が鳥飼の肩を叩いて喜んでいる。
何を騒いでいるのだろう?

気がつくと空き教室に立っていて、目の前に土屋達と鳥飼くんがいた。
「若月、気がついたか?」鳥飼くんが肩を叩く
「うん、大丈夫」
「そうか、それなら聞くけど、お前は俺の何だ?」
「え?」鳥飼くんの後ろの土屋達を見て「土屋達が見てるよ」と困ると
「いいんだよ、土屋くん達は知ってるんだから」
なんで言っちゃうの、内緒のはずなのに
「でも……知ってるなら言わなくていいんじゃないの?」
「若月の口から言わないとダメなんだよ」
恥ずかしいけど命令なら言わなきゃ、だって私は、
「私は、鳥飼くんのいいなり穴奴隷です」
「プッはは、土屋くん聞いた?」喜ぶ鳥飼くん。
口を開けて驚いている土屋達は、しばらくしてから喋りだした。
「マジかよ……」「あの若月さんが」「マジショックだな、俺好きだったのに」
しかし、その驚き顔はすぐに好色な顔になり、土屋は
「スカートめくって見せろよ」と言ってきた。
「いやよ」
「はぁ?」
「何よ?」
「おい、どうなってんだよ、鳥〜」
「あれ、おかしいなぁ」鳥飼くんは私の前に来ると小声で
「若月さっきも言っただろう、お前が土屋達の言うことを聞けば、俺はいぢめられなくなるんだよ」
「だって無理だよ」
「なんでだよ、お前の体は俺の物だろ?」
「そうだけど……」
「なら俺のために使ってもいいよな」
「うん、そうなんだけど、なぜだかとてつもなくやってはいけない事のように思えるんだよね」
「さすがに簡単にはいかないな」
「何が?」
鳥飼くんはポケットから紙を取出し何か言ってきた。
やはり聞こえない、でもなぜだかものすごく恐ろしくなり、
私には鳥飼くんしかいないような、彼の言葉だけが正しいような、
この人に逃げられたら終わってしまうほど恐怖を感じた。
「若月、俺のために出来るよな」と肩を叩かれ
「うん、それが鳥飼くんの望みなら私やるよ」
それを聞いた鳥飼くんは後ろの土屋達に
「準備できたよー」と言っていた。
土屋は脅すように「今度は大丈夫なんだろうな?」と睨みつけ、目をそむけた鳥飼くんは
「大丈夫、今日若月の体を使わせたら、もう僕に関わらなくなるんだよね」と念押ししてる。
「安心しろよ、もういぢないからよ」
鳥飼くんを押して土屋達3人は私の前に来た。
「じゃーさっそく、スカートをめくって見せろよ若月」
「う……ん」
頭の中で警告音がなっているけど、言われた通りスカートをめくった。
おおー「ホントにやったよ」「マジか」「すげー」
土屋達は顔を近づけて「太もも綺麗だな」「細いね」「女の匂いがする」
私の股間を凝視したまま土屋は「鳥〜、この事は若月は覚えているのか?」と聞いている。
忘れるわけないじゃないと言おうとしたら、
「大丈夫だよ、催眠が解けたら全て覚えていないから」と鳥飼くんが応えた。
いやいやさすがにそれは無いわよ
土屋は「そうか、いいね」と喜んで立ち上がる。
こいつら信じたのか?バカだわ
「次はな若月、パンツ脱げ」
はぁ〜とうとう見られるのか、鳥飼くんを見ると「やれ」と顎で合図してきた。
無駄な抵抗と思いつつ、スカートで隠しながらパンツを脱ぐと、
「それ、もらい」土屋に取られた。


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