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アンバランス
【OL/お姉さん 官能小説】

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アンバランス-6

「その日から明らかにぼくを避けていました。よくわからないけど、先生は後悔していたんじゃないかと、そんな気がして……」
 先生はふだんから規律や校則に厳しくて、生活指導の教師よりうるさいと生徒からは嫌われていた。特に女子には厳しくて、よく服装を注意して「清潔感を保ちなさい」と言っていた。その自分が欲情して生徒と一線を越えてしまった。自己嫌悪に陥ったのか、立場を振り返って怖くなったのか……。

 セックスをした日の下校時、
「校庭を横切っていくと保健室が見えるんです。その窓が開いていて、そこにシーツがかけてありました。ぼくの精液が付いたので洗って干していたんでしょうね。たっぷり付いていましたから。……その白さがいまでも目に浮かびます……」
ヒロくんの表情が少しの間、無になったように見えた。
「その先生、独身?」
「はい。そういう噂でした」
「美人?」
ヒロくんの顔に複雑な笑みが見えた。
「いつもきつい顔をしていて、きれいだと思ったことはなかったですね。でも……」
言葉を切って目を伏せた。
「でも、何?」
恥ずかしそうに唇を弛めた。
「セックスの時、きれいだと思いました。苦しそうな表情なのに、なんだかきれいに見えました」
 私の体の奥が振動するみたいに疼いた。
(嫉妬した……)
2人の女と交わった中学生のヒロくん……。
(私がそこにいたかった……)
突然そんな感情が湧いた。

「ヒロくん、お風呂入ろ」
「え?」
「アパートにお風呂ないんでしょ。たまには温まったら。これからはあたしのところで入っていいよ」
 体の交わりは不思議だ。裸を一体となったことで隠すものがなくなった気がしてしまう。もちろん、心までは見えないが……。

 私はヒロくんを貪った。抱き締めて、唇を合わせ、舌を絡ませ口中に差し込んだ。シンボルであるペニスは言うまでもないが袋も口に含み、お尻の穴まで舐めた。
「ああ、お姉さん……」
ヒロくんも私を愛撫する。乳房、乳首、クリ……。
「ああ!ヒロくん」……
とろけ合って私たちは陶酔の淵に落ちていった。


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