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遊戯〜姉妹姦獄
【鬼畜 官能小説】

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〈新たなる協力者〉-1



数十分後……。

首謀者と長髪男が戻った時、もう何もかも終わっていた。

口をガムテープで塞がれ、縄でグルグル巻きにされた小肥りオヤジの傍には、明らかに集団に凌辱されてしまったと分かる咲良が、俯せになって転がっていた。

二人はビールや肴で一杯なビニール袋を放ると、小肥りオヤジを抱き起こし、ベッタリと貼りついたガムテープを口から剥いだ。


『あいつらが…あいつ…チクショー!うッ…うぅぅッ…あいつらが咲良ちゃんを……』


首謀者は悔し泣きしている小肥りオヤジから離れると、ぐったりしたままの咲良の足首を掴んで持ち上げ、暴行された股間を確認した。


『……あ〜、こりゃもう駄目だな』


性器も肛門も、見るも無惨な有り様であった。

これまでの少女のように、有無を言わさず暴力で支配するのではなく、じっくりと性の快楽を教え込み、三人だけの愛玩動物として“飼育”しようと拉致した咲良は、もうそんな欲望を抱けないほどに傷付けられてしまっていた。


『なんだよ……こんなんじゃあ飼う価値もないじゃないか』


咲良を見た長髪男も、首謀者と全く同じ台詞を吐いた。
曾ては仲間として一緒に行動を共にしてきたオヤジ達……今では憎しみしか湧かないクソオヤジ達の姦し捲った少女など、汚く食い散らかされた“残飯”など、もはや飼育どころか抱きたくもない……さっき、首謀者達への怒りの捌け口として凌辱された咲良は、今度は首謀者達から怒りの感情を抱かれる“存在”へと変わった……。


『もう売っちゃうか?こんな奴なんか、もう見たくもないしさ』


一言も首謀者や小肥りオヤジと相談もせず、長髪男はスマホを取り出して何処かへ電話を掛けた。

この独善的で身勝手な振る舞いは何時もの事だったし、なにも驚くに値しない。
まあ、多少の不満を胸に抱く程度のものだ。


『やあ、僕だよ。そうそう、僕だよ。うん…僕、僕だってば……いつものさ……そう、飽きちゃったから売ってあげようかと……』


通話相手は違法なSMクラブのスタッフの一人だ。
真性M女も揃えてはいるが、メインとなる《売り物》は、出会い系で釣れた女子高生や、拉致されてしまった中学生などであった。

理性の箍が外れた大人達に、文字通り〈玩具〉にされた少女の身体は磨耗も激しく、つまり、調達し過ぎるということはない。

麻紗美や里奈、萌や彩未が売られた先もこのSMクラブであり、咲良もまた同じ運命に導かれ、そして辿るという訳だ。



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