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特命捜査対策室長 上原若菜
【レイプ 官能小説】

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女、セックス-1

 刑務所に入っている間、自分の犯した罪…特に若菜の父親を亡くしてしまった後悔の念にかられていた喜多だが、若菜の言葉にようやく本当の意味で改心出来たような気がした喜多。たが住んでいたアパートは随分前に解約してしまったし、家族や親戚の元へは帰れない。出所の日に誰も来ないぐらいだ。どこに転がり込んでも煙たがれるだけであるのは明白だ。所内での内職の賞与としてある程度金は手にしていた為、アパート探しは明日にするとしてどこかホテルに泊まる事にした。
 若菜が斡旋してくれた会社も実際どのぐらいの給料を与えてくれるか分からないし、出来るだけ軍資金は使いたくない喜多は夜20時まで時間を潰し宿泊料金になるまで待ち安いラブホテルへ入った。
 部屋を選びエレベーターを待っていると、降りてきたエレベーターの中からいやらしい雰囲気プンプンの若い女が降りてきてすれ違う。
 「…」
漂う香水の匂いがたまらない。禁欲生活を送って来た喜多にはそれだけでも刺激が強すぎた。
 (デリ嬢か…。ほんの前まで男に跨がってアンアン言って昇天したんだろうなぁ…)
そう思いながらエレベーターに乗り部屋に入る。
 「自由か…」
ベッドに寝転びそう呟いた喜多。こんな安っぽいラブホテルの部屋で自由を感じるのは今の自分にはお似合いだと思った。ただ、煙草が吸える、ビールが飲める…、それだけでも幸せに思えた。
 テレビをつけるといきなりアダルトチャンネルが映し出された。しかもよりによってレイプ物であった。
 「よしてくれよ…」
溜息をつきげっそりしながらチャンネルを変える。すると素人美女、貸しますというAVが流れた。
 「そこらに歩いているネーチャンがいきなり知らない男の部屋に行っていやらしい事するんだもんなぁ…」
そう思いながら、自分のセックスの記憶はレイプ以外に残っていない事に気付く。
 「普通のセックスって、どんなんだったかな…」
もはや思い出せなかった。AV女優が優しく男優に迫る姿を見てすぐに勃起してしまった。正直溜まりに溜まっている。AVを見れば見る程に禁欲からの解放を求める自分の本能を知る。
 「くそっ、ヌキたくなってきた…」
先程すれ違ったデリ嬢を思い出し、あんないい女と遊べたら最高だろうな…、そんな妄想をした。
 「デリ、呼ぶかな…。自分へのご褒美だよな…。」
喜多は自分に言い聞かせるように呟いた。


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