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〈生贄の肉・二つ〉
【鬼畜 官能小説】

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〈生贄の聖少女〉-6

『ふむ。17才のスリムボディーというところを考えると、これは中々なモノなのでは?』

『いやいや、仮にも麻縄で絞り上げてますからなあ?それに分厚いカップを詰め込んでおるやもしれん。マゾ豚の奈々未のように『脱がせてガッカリ』かもしれませんぞ?』


たかが一時の快楽の為だけに女体を貪ろうとするオヤジ達と、自分の生きる道を決めている少女との意識の重みは、決して同列ではない。

その軽卒で身勝手極まる暴力的犯罪に、一人の少女だけで抗えるはずはない。

虚勢を張って怒りを表した“少女”は既に消え去り、ボロボロと涙を零して助けを乞う。
所詮、華奢でひ弱な少女には“其れ”しか無いということだろう……。




いっさい逃げも隠れも出来なくされた玲奈に、オヤジ達は恥辱の言葉を浴びせては反応を楽しんでいた。

完璧な緊縛と、ベッドへの拘束……玲奈は、まさに“手中”に堕ちているのだ。


『可愛い制服だねえ〜…脱がしちゃうのが勿体無いなあ?……でも、れなれなのオッパイ吸いたいし、オマ〇コもウ〇コの穴も舐めたいしなあ?』

「ひッ…ひ…いッ!」

『さっき言ったでしょ、オジサンは変態だってぇ……ヘヘへ…そんな怖がってると、虐めたくなっちゃうなあ?』

『今日は糞をしたのかな?奈々未お姉さんみたいに、オジサンの前でブリブリ〜って垂れ流してもらおうかなあ?』


Yシャツのボタンがプチプチと外され、汗ばんでいた胸元が露わにされていく。

裸にされてしまう。
何もかも視られてしまう。

玲奈は、迫り来る淫獣の群れに恐怖に駈られた目を配り、加虐の欲望を沸き上がらせる泣き顔を、気づかぬうちに振りまいていた。



『ほほぉ〜、ブラジャーも水玉の白ですぞぉ?おぱんちゅとお揃いですなあ』

「い"ッ!いぃ…ッ」

『ほほぉ…しっかりと谷間も出来ておる。これは奈々未のマゾ豚より期待が持てますぞ?』


またも奈々未を蔑む言葉を混ぜながら、オヤジ達は玲奈の胸元を覗き込んだ。
あと僅か身を屈めれば、唇か舌が接触しそう……玲奈の貞操は、風前の灯火である……。


「えぐッ…わ、私は……お家に……ヒックッ…か…帰れた……」


あの一瞬の希望は、玲奈を心をいっそうドン底にまで落とす。

帰れたはず……自分が修院長や両親の元まで駆けつけられたなら、奈々未も最悪の事態に陥る前に救出できたはず……オヤジ達の策略に嵌まり、その中に一縷の望みを賭けた己の未熟さが悔しく、しかもまだその渦中の只中にいる……自分も汚されてしまうという玲奈の恐怖は増すばかりで、群がるオヤジ達に引き攣った泣き顔を向けていた……。



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