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【スポーツ 官能小説】

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〜 始業式・放課 〜-1

〜 30番の始業式 〜



 学園のカリキュラムは、いたずらに辱められる側面にばかり目がいくが、どれも体力的にすごくキツイ。 くだらない体操、人をバカにしたトレーニングであったとしても、真面目に取り組めば消耗する。 始業式、テスト、委員決めを経てそれなりに困憊していた私達は、7限の始まりを告げるチャイムがなった時にはへとへとになっていた。

 とはいえ、私達の体力に教官が気を遣ってくれるわけはない。 始業式――1学期初日――の締めくくりには、体育の王道といえばこれだろう、ランニングが待ち受けていた。

 ランニングといっても、あくまでも『学園の』ランニングだ。 単に走って終わりというような、甘い運動では決してない。 一列に並んで走る中で、先頭を走る生徒は様々なポーズ、仕草、アクションをする。 すると2番目の生徒が同じ場所で同じ行動をとり、次に3番目が、そして4番目がという風に、全員が順番に先頭の動きを再現する。 先頭には、8号教官が気に入るような、みっともなくて恥ずかしく、情けないと同時に嗤えるような運動を、絶え間なく考え披露することが要求される。 先頭はつまらない動作をしてしまうと激しい鞭が振り下ろされる。 2番目以降は、前を走る生徒の動きをトレースできなければ、容赦なくぶたれる。 降りしきる鞭の中で、次々と恥ずかしい動きを繰り返すこと――それが、学園におけるランニングだった。

 最初に先頭に立たされた体育委員の15番さんは、どうしていいか分からないまま、兎に角お尻をふりながら走って、すぐに交替させられ、最後尾に回った。 次の1〜11番さん達も、何もさせてもらえないうちに、鞭でぶたれて交替した。 12番〜21番さん達は、めいめいが頭の中で準備したんだろう、走りながらお尻をふったり、急に止まってがに股で行進してみたり、鉄棒のところで犬の放尿を再現したりといった仕草を取り入れた。 だが、如何せん発想がずっと続くわけがなく、いくつか恥ずかしい仕草を演じるうちに、次にどうすればいいか思いつけなくなる。 すると容赦なく鞭がとび、お尻やお腹に鮮烈な痕を刻んで最後尾に廻る羽目になる。 

 22番さんが、初めて上手に後続を引っ張ってくれた。 彼女は基本的に走る間中自分で両方の乳房を揉む。 『1、2、3、4(いち、に、さん、し)!』と掛け声をかけるかわりに『ぱい、おつ、ぱい、おつ!』と調子をとり、時々『左!』『右上!』『前!』と叫んでは胸の膨らみをその方向へグイッと寄せる。 『前』のときは乳首ごと前にひっぱり、『後ろ』のときはぺちゃんと圧し潰すわけだ。 

『ぱいおつ、ぱいおつ!』 
『『ぱいおつ、ぱいおつ!!』』

 22番さんの掛け声に合わせ、私たちも大きな声で唱和する。 走るたびに揺れる乳房に合わせ、沿わせた掌を上下させる。 そうやって5分ほど走ったところで、教官が先頭の交替を告げ、22番さんは鞭で叩かれることなく最後尾に廻った。

 続いて前にたった23番さんは、22番さんが参考になったんだろう、いきなり両手を股間にもってゆくと、クパッ、陰唇を押し開く。 『おま、んこっ、おま、んこっ』と声をあげ、時々『右』やら『前』やら叫んでは、その方向にぐりぐりと腰をくねらせる。 続く私達も彼女と同じ場所で次々立ち止り、クイクイと腰をつかって伸びきった持ち物をひけらかした。 

『おまんこ、おまんこ!』
『『おまんこ、おまんこ!!』

 両手で股間を拡げているため、どうしてもうまく走れない。 閉じられずに足を無様にひらき、ヨタヨタと股間を庇いながら、列をつくって走る私達。 さぞみっともなかったのだろう、眺める8号教官はずっと笑いを噛み殺していた。 23番さんもまた、鞭なしに先頭を解放された。



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