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Training@Training
【スポーツ 官能小説】

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〜 始業式・運動 〜-1

〜 30番の始業式 ・ 運動  〜



 学園の平日は、原則として午前中の4コマが座学、午後の3コマが体育にあてられる。 
 2号教官の聖水でかき混ぜられた昼食をとって一息ついていると、新しく体育委員に選ばれた15番さんは『体育職員室』にゆき、私達を担当する8号教官から午後の活動場所を聞いてきた。 活動場所は『第2グラウンド』、活動内容は『基礎体力の涵養』だという。 13時25分の5限始業に間に合わせるべく、私たちは15分に教室を出た。 幼年学校時代は体育のたびに着替えていたため時間がかかった。 学園では常に全裸で過ごしているため、着替える手間は省くことができる。 一々大仰で形式ばった学園だが、『着替え』は幼年学校より簡略な数少ない項目といえた。

 外履きに履き替え、全身肌色に首輪をつけた35人が整列する。 時刻は20分。 そのまま5分間、微動だにせず8号教官の到着を待つ。 

 キーン、コーン、カーン、コーン。

「おっ、ちゃんと整列してるじゃない。 よろしい」

 チャイムと同時に8号教官は現れる。 体育の時間は、身体の筋肉は緊張させつつ、口はだらしなくひらきっぱなしに保つたねばならない。 私たちは教官が前にくるまえに、示し合わせたようにポカンと口許を緩めてみせる。 

「全員、前にならえ」

「「ふぁい!」」

 学園初日に教わったこと。 『前にならえ』といわれたら、先頭の生徒は腰に手をあてて股間を突きだす。 続く生徒は両手を伸ばして間隔をあける。

「遅い。 休め」

「「ふぁい!」」

 間髪入れずに掛け声がかかる。 両手で陰唇をビンビンにはるまで左右に広げ、肩幅に足を広げる。 初日に『休め』をさせられたときより、明らかにみんなの反応が素早い。 それもそのはずだ。 散々恥ずかしくみっともない恰好をさせられる中で、良いことか悪いことかは別として、股間を拡げることへの抵抗は薄れてしまった。 ずっと丁寧に触っていたオマンコも、いまではカンカンに引っ張れるし、穴に指をかけて捲ることもできる。

「もう一度、前にならえ」

「「ふぁい!」」

 素早く股間から手を離し、前後の距離を調整してみせる。

「まあまあね。 じゃ、委員長。 号令をどうぞ」

「ふぁい! ご指導よろひくお願いひます!」

「「よろひくお願いひます!」」

 背筋を伸ばし、顔をあげる私達。 ただし口だけは半開きに保つことを忘れてはいけない。 

「それじゃいきますか♪ まずは体操で身体をほぐしましょう」

 にこやかに告げる8号教官。 そして私達の、最初の体育が始まった。


 ……。


 体育委員に選ばれたばかりの15番さんが前にでる。 彼女を起点に駆け足で広がり、体操の隊形をとらされた。 勿論、動きが遅いだとか、口が半開きになっていないだとかで、3回ほどやり直しをさせられた。

 そうして十分に広い場所を確保したところで、学園体操第一だ。 私達の前に立った15番さんが音頭をとり、それに合わせて身体を動かす。 すなわち、

「「ぱいおつ、ぱいおつ、ちくちく、びんびん」」

 と恥ずかしい掛け声に合わせ、自分の乳房を握りしめた腕を前後左右に大きく揺する。 たわんで赤らむ乳房と引き攣った笑顔、ぽっかり開いた鼻孔と口。 みっともなく踊る15番さんの姿は私達の合わせ鏡だ。 運動に伴う爽やかさなんて欠片もなかった。

 体操を終えてからは、ひたすら『柔軟』を繰り返す。 教官によれば、あらゆる姿勢が強制される学園において、股関節は200度まで拡げねばならないし、手を使わずに自身の肛門を舐められるまで上半身を曲げられるようにならねばならない。 3人1組をつくって、教官の指示に従い2人がかりで背中を押す。 足を広げて、腕を引っ張って、肩を回して、爪先をこむら返るように押し込んでみる。

 常に限界まで圧迫され、ほぐされる側に回った生徒は、歯を喰いしばって我慢するか、堪えきれず悲鳴をあげる。 歯を喰いしばれば『口をだらしなく広げていない』と蹴られ、悲鳴を上げれば『堪え性がない』と鞭で打たれる。 何がどう転んでも、体育の時間中痛みからは逃げられない。

 私と14番、13番の3人が1組になったのだが、私と14番は最初圧迫する側に選ばれた。 遠慮がちに13番の柔軟を手伝おうものなら、8号教官の痛烈な鞭が唸りをあげるので、相手の痛みを考えず、思いきりほぐす以外どうしようもない。 

「もっと足を開く! ほらぁ、黙ってみてないで手伝うんでしょ!? 足首をもって、反対側に曲げて、そのまま後ろに引っ張りなさい!」

「ひっ……あっ、ううう……」

 私達は決して身体が固いほうじゃない。 それどころか、今すぐ新体操の基礎はこなせるくらい、日々身体のストレッチは怠っていない。 それでも教官が要求する柔軟の水準には達せなかった。

「あふっ、ふっ、ふっ、ふっ、ふぅっ」

 みるみる『ヨガ』のような不自然な体勢に固められ、浅く断続的な吐息を漏らす13番。 けれど教官は手を緩めない。 もっと押せ、もっと広げろと身振りで私と14番を叱咤する。 

 ぐぐぐ……ゴリゴリ。

「あっ……! あっ、あっ、ダメダメダメ、もうダメ、いあっ、うあっ、ういい……ッ!」

 血の気がひいた真っ青な顔の脇。 ペタリと開脚して床に張り付けた足が、そのまま更に上へ引っ張られる。 小柄な13番の姿は、足が宙に浮いているせいで、膣の割れ目で体重を支える恰好だ。 割れ目は左右への過度な開脚でパックリ開き、今にも裂けそうに充血していた。




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