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【スポーツ 官能小説】

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〜 始業式・講話 〜-1

〜 30番の始業式 ・ 講話 〜



 空は曇っていたけれど、私の気持ち的にはいままでで一番軽やかだ。 先輩のおしっこを呑みながらではあっても、寝る前にトイレを済ますことができた。 おかげ様でぐっすり眠れた。 朝のご挨拶も、恥ずかしいけれど、立派な戸愚呂を先輩方に見せることができた。 朝食のオートミールも残さず食べた。 ほんの少し体が楽になっただけで、心まで生き返ったような気がする。

 入園して2周目の月曜日。 今日は学園の『始業式』だ。 

 HR教室で登校服を脱ぎ、首輪と靴下、上履き姿になる。 私たちCグループ2組は、色々補習やらあってメンバーが欠けそうになったけれど、こうやって35人全員揃うことが出来た。 8時25分のチャイムと同時に入ってきた2号教官に連れられ、私たちは2列縦隊で行進しながら『体育館』へ向かう。

 上履きから体育館シューズに履き替えると、全裸の滑稽さが強調される。 特に今日は、学園に楚々とした衣装のAグループ生と、露出は多いもののちゃんとした服を身につけたBグループ生がいる。 比べれば私達Cグループ生のミジメさは一目瞭然で、忘れかけていた羞恥心にさいなまれ、クラスメイトはみんな頬を赤らめていた。

 体育館には、先着したA・Bグループ生がすでに整然と並んでいた。 2号教官が列の先頭にでて、黙って片手をあげる。 手の先では3本の指がサインをつくっていて、それを見た委員長が、すかさず私たちに『3列で並ぶ』ようジェスチャーをくれた。 慌てて番号順に3人ずつ並ぶ。 隣の列ではBグループ生が第1姿勢をとっており、私も先輩に倣って手を後ろに回し、胸をはって第1姿勢だ。 やがてCグループ1組、3組が合流し、8時30分には全校生徒が体育館に集合を完了した。 

 幼年学校と違い、誰も一言も喋らない。 しわぶき1つ聞こえない。 学園の校章があしらわれた紫紺の旗と、白地に赤い丸が彩られた国旗が檀上に並んでいて、厳かな雰囲気だ。 やがて、不気味なくらい静まり返った体育館の檀上に、女性が数名現れた。 教官の服装と比べて光沢があり、恰好から察するところ、学園の上の立場の教官だろうか。

 その中に1人だけ、Aグループ生の制服姿があった。 どこか見覚えがある。 寮の先輩ではないし、どこだったか……と思う間に、Aグループ生が舞台の端でマイクを握る。 

「ただいまより始業式をはじめます」

 よく透る、凛とした響き。
 声を聴いて思い出した。 先の土曜日に部活紹介で話をした、生徒会長の先輩だ。

「全校生徒、起立!」

 しかし、既に第1姿勢をとっている私たちは意味がわからない。 なにしろ既に立っているのに、起立しろとはこれ如何に。 そんな疑問はどこ吹く風で、隣でBグループ生が一斉に『逆立ち』をする。 しゅるり、スカートが腰から反転する。 下着をつけていないため、ツルンとした恥丘が剥きだしだ。 Bグループ生の隣では、長いスカートがめくれあがって首まで届いているAグループ生が、やはり処理済みの股間を晒している。 Bグループ生は爪先までピンと伸ばし、懸命にバランスをとっている。 Aグループ生は足を『前後に』拡げて水平になるまで開き、陰唇を閉じつつすべてをさらけだす。 Bグループ生は時々身体を揺らす一方、Aグループ生は誰一人として体勢を崩すものがいなかった。

 先輩たちのように『逆立ち』して股間を晒すことが、学園の『起立』なんだろう。 頭でわかっても、私達は動けない。 その場で逆立ち姿勢を保つなんて、体操選手でもないのに出来るわけがない。 

 と、同じCグループ生のうち、1組が『逆立ち』を始めた。 Bグループ生と比べれば安定は天と地の差があるが、それでもヨチヨチと逆立ちをする。 3組は一斉にブリッジをつくり、股間を兎に角持ち上げようとする。 動きだしたグループに挟まれた私達2組は、少しでも真似できそうな3組に倣い、大慌てでブリッジをつくった。 

 起立の号令がかかってから、ここまでおよそ10秒。 

「もとの体勢になおれ」

 凛とした、静かな号令。 

「「……」」

 無言のうちに体勢を取り直す私達。 ほんの少し動いただけで、粒のように冷や汗が湧く。 

「もう一度。 全校生徒、起立」

 しゅるしゅる、しゅるり……さささ……ざざっ。

 2度目となれば心の用意が出来ている。 号令一過、すかさず先ほどの姿勢をとった。

「学園長よりお言葉を頂きます。 一同、礼」

 小柄でショートカットの女性が壇の中央に歩いてくる。 彼女が学園長なんだろうか。

「「……」」

 パカパカパカ……くぱくぱくぱぁ……。

 A・Bグループ生はそれぞれの足を左右に拡げた。 太腿に引っ張られ、股間の中央で濡れた膣と陰唇が拡がり、内臓のピンク色を外気にあてる。 つまり、これが集会の礼だった。 自分の膣を檀上に見せる儀式に違いない。 グイッと肉色を拡げてから、さっきの体勢に戻る生徒たち。



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