投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

Training@Training
【スポーツ 官能小説】

Training@Trainingの最初へ Training@Training 8 Training@Training 10 Training@Trainingの最後へ

〜 土曜日・機能 〜-1

〜 2号の土曜日 ・ 機能 〜
 



 一通りの測定を終え、再度Cグループ生が集合する。

 吐瀉物で口許を汚した生徒も、陰唇に喰い込んだクリップの痕を腫らして痛々しい生徒も、肛門がまだ閉まりきれずに黒い穴をあけている生徒もいる。 あくまで平然としている生徒から、苦痛を隠せず口を歪める生徒、感情を殺して俯く生徒まで様々だ。 共通しているのは表情にだすかどうかは別にして、涙腺から溢れた涙と、目じりから走った充血のあと。 

 結局最後までポールを喉に納められなかった数人の3組生は、測定係が3人で束になり、無理矢理に喉に押し込んだ。 合格ラインまで押し込んでから引き抜いた時には、白目を剥いて意識は飛んでおり、ゴボッと溢れた吐瀉物で体育館の床を汚した。 挨拶ができるはずもなく、そのまま保健委員にどこかへ連れて行かれたが、12号、14号教官は2人とも何もコメントしない。 私も特にいうことはない。 彼女たちは体育館を汚物擾乱した罰として、意識を取り戻したあと特別指導を受けるのは間違いないが、内容を告げたところでどうにかなるわけでもない。 運が良ければ、2、3日してから教室へ戻ってくるだろう。 

 時間が押し気味なせいもあってか、12号教官は寄り道せずに説明した。 すなわち、

『次は身体能力、おもに基礎筋力と柔軟性を評価します。 幼年学校でおこなったスポーツテストのうち、体育館で行った種目を思い出しなさい。 では、それぞれの列に並びましょう』

 ということで、引き続き私たち教員は体育館内の監督業務だ。 測定も引き続き、体育委員と管理委員が合同で行う。


 ……。


@ 垂直跳び 

 壁にメモリを刻み、手を伸ばして高いところに触れる――跳躍するために発達した身体のバネを測定する一般的な方法は、指先の誤差や意図的に手を挙げた長さを過小申告できるため、学園では採用しない。 

 床に置かれた『平台』の前に立ち、生徒は測定係に自身の肛門直径を告げる。 係は、各生徒の肛径に合ったアナルプラグ――エボナイト製で底から紐が伸びている――を『平台』にセットする。 生徒が『平台』に跨り、アナルプラグの真上から屈むことで手を使わずに肛門でプラグを咥えることで準備は整う。 根本まで咥えるためには肛門が台につくまで腰を落さねばならず、下半身に力を入れにくくはあるが、拒否権はなく、和式便器に座るような恰好にならざるをえない。 ゴリゴリとプラグを捻じ込み、括約筋を締め搾り、あとは係の合図でピョンと真上に跳ぶ。

 プラグに引っ張られて『平台』から紐が繰り出される。 即ち『繰り出された紐の長さ』から首輪に記された『肛長』を差し引いた数値が垂直跳びの記録になるわけだ。 股間いっぱいに特製プラグを頬張ったまま跳ねる少女は、大抵が股を閉じきれず、申し訳のようにカエルのような跳躍しかできないが、それでも測定結果に曖昧さは残らない。 上記の跳躍を3回繰り返し、その中で最もよい成績が少女の記録になる。 

A 握力

 幼年学校では『握力測定器』を指幅に合わせ、握りしめることで数値をだした。 しかし測定器の調節は難しく、生徒の手のフィット具合に個人差がでる。 また握力といっても人差し指と中指の影響が強すぎて、包括的な手全体の包み込む力が測定できない。 ゆえに学園では『圧力パッド(加えられた圧力によって色が変化するパッド)』を巻いた乳房でもって握力を測定する。

 測定は体育委員と測定する生徒の2人1組で行う。 体育委員は、乳房に肌色の布製パッドを巻いており、目隠しをし、腕を後頭部に組んでいる。 握力を計りに来た生徒は、両手を一度に測定するため、目隠しをして胸をはりだした測定用具役の生徒の両乳房をそれぞれ掴む。 体育委員の合図で、思いっきり乳房を鷲掴み、ヨシといわれるまで握りしめる。 その際乳房に指が喰い込み、時には爪が肌に線をひき、パッドの上からとはいえ内出血することもあるが、気を使って手加減する必要はない。 測定用具役は責任をもって、握る生徒の集中を途切れさせないよう、身じろぎはおろか呻き声すら許されない。 少しでも測定用具役に動きがあったと判断された場合、何度でも測定をやり直す。

 そうして生徒が手を離すと、加わった圧力によってパッドは変色している。 もっとも色濃く変色した部位でもって、生徒の圧力数値とされるのだが、実際に乳房で握力を感じた測定用具役が数値を正しく宣告しなければいけない。 つまり、測定係である以上、感覚を正しく表現する能力まで求められている。 乳房を握りつぶされた度合によって、測定用具役は小数第1位まで握力を告げる。 もう1人の測定係は、目隠しされた上で告げた数値とパッドの色に矛盾がないことを確認し、握力の測定は終了する。

 万が一数値と色がズレていた場合、測定用具役に役目不履行による指導がなされるが、滅多にそのようなことはない。 なにしろ測定用具役に選ばれた体育委員は、自分の胸を題材にして300回以上測定の練習を機械によって積んできている。 つまり、様々な握力に設定された機械の腕で、延々乳房を握りつぶされ続け、その握力を予測し当てる訓練を積んだ上でこの場に来ている。 彼女たちはいわば『人間測定器』というわけだ。



Training@Trainingの最初へ Training@Training 8 Training@Training 10 Training@Trainingの最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前