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初めてのレオタード
【学園物 官能小説】

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前例-1


3台の携帯に着信音が鳴った
すると各々はすぐさまメーラーを開き、内容を確認する

「予定通り標的が向かった
 うまくやれよ〜」




最後の調整を終えた美祐希は部室へ
ことみは写真部の部室へ
真由美は先輩の待つ講義棟へ。


扉を開くと、男が立っていた


何故か閉まってなかった部室の中には邦弘と取り巻き2人。
女子部員しかいないはずの新体操部室に人(それも男)がいることに
ただただ驚き、どうしたのかと怪訝な顔をする美祐希

写真部と書かれた部屋のドアをノックし開けると、中には晴樹がいた
始めてはいる部屋に緊張しつつ、ことみは辺りを見渡す
首からカメラを提げる彼とその奥、白塗りの撮影スペースが窺える。
そのスペースの中央には何やら縦に長い、光沢を帯びた筒状のものが聳え立つ
萎れたサボテンにも神々しい十字架にも見えるそれは、ステンレス製のようだ

既に隆は勉強会の準備を終えて椅子に座っていた
机を1つずつ対面するよう合わせ、ご丁寧に飲み物まで用意してある
私のためにここまで準備してくださったのだと思った真由美は
目が合った彼に満面の笑顔でお礼をした




各々が"準備"を整え終わったのは20分後であった


美祐希は我に返った時にはもう取り巻きの2人に背後から身の自由を奪われていた
部室にあったリボンで手首足首を縛られ、口を塞がれた彼女は
抵抗する間もないまま、テーブルの上に横たえられている

まず写真を撮るということでレオタードに着替えたことみは
更衣室から出てきた途端、手を拡げていた晴樹にすっぽりと吸い込まれてしまった
生まれてこの方、男性に縁がなかったことみは驚くあまりパニックになりかけたが
初めての男性ということですっかり顔を火照らせ、目を虚ろにした彼女は
晴樹に指示されるがまま、磔刑に処される罪人のごとく器具に身を委ねていた

ふと前を見ると、目下勉強に勤しんでいたはずの少女は眠りに落ちていた
しかしただ居眠りしているわけではなかった。
本当に効果あったなぁ…と内心嘯いてみたが、これで作戦は成功である
隆は自分の鞄からゴム状の手枷とベルトを2本取り出すと、真由美を椅子から下ろす。
後ろ手に枷を嵌め、脚を片方ずつ折り畳んで太腿と足首をまとめて縛った
大きく開脚したようになった彼女の下半身を遮るものは何もなく、
青いプリーツミニスカートから純白の下着が露わになっていた。


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