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〈生贄の肉・二つ〉
【鬼畜 官能小説】

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〈聖なる家畜・奈々未〉-7

「な…奈々未さんをここまでにさせて……酷いわ…酷いわよ!!」


初めて……ここに来て初めて玲奈は自らの意志を叫んだ……無垢な奈々未を騙したうえに、愚弄して笑い者にする男達が許せなかったのだ……。


「離してよぉッ!!あ、あの人達、私が蹴っ飛ばしてやるんだから!!」


優しくおっとりとした性格の玲奈の怒声は、あまりにも幼稚で失笑物な言葉の羅列であった。
首輪と鎖に繋がれ、首根っこを押さえられただけで身動きすらとれないのに、どうやってオヤジ達を倒せるというのか?


{自分で制服の裾を上げなさい……ほら、パンティが丸見えになるまで、しっかり上げるんですよぉ}

{もっとガニ股になって、尻を後ろに突き出しなさい。みんなでア〇ルの臭いを嗅いであげますから……ウフフッ}

「な…ッ奈々……ッ!?」


玲奈は我が目を疑うしかなかった……オヤジ達からの命令のままに、奈々未は修道着の裾を捲ると、その長い布を腰の辺りに纏めて握り、足を開いて尻を突き出したのだ……。


「やあぁぁッ!?やめてッ!!奈々未さんやめてぇ!!」


屈伏……それは奈々未があの変態オヤジ達に従い、身体を預けて服従するという意思の表れであった……想いだけでは、信念だけでは他人を救えないのだと、玲奈に向けて冷酷な現実を突きつけたに等しい行為……壁一枚、ほんの数メートルしか離れていないのに、二人の胸に刻まれていた〈絆〉は、互いを守る効力を発揮しない……。



『ほう?本当に尻を見せて突き出しましたぞ?』

『こんなので、よくもまあ私達に「恥知らず」と言えたものです。恥知らずとは自分の事ではないですか?』

『全く同感ですな!“コレ”でシスターとは、呆れ果てて物も言えん』

「んぐぐッ…!!」


いつの間にかオヤジ達は離れ、一人ぽつんと台の上に残されていた。

股を開き、膝を曲げて腰を下ろし、まるで用便でも済ますかのような姿勢のまま、奈々未は侮辱の言葉を四方から浴びせられた。

噛み締められた唇には血が滲み、大粒の涙は止まる事を知らない。
望まぬままに見世物にされた奈々未の姿は、実に愚かしく滑稽で、そして悲惨である。




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