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ひょうたん(魂を吸い込むツボ)
【SF 官能小説】

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代償のつぐない-1

−−帰社−−
気分が収まらない僕は電車の中でもブツブツ文句を言っていた。
マンションに着いても収まる気配がない。
僕はもっと温厚な男のはずだ。
この気分のまま帰ったら流石にヤバイ。
大きく深呼吸して、昼に考えた計画は妄想にとどめて置いた。
妄想に留めるのは得意なほうなのだ。
持っている袋には大量のジャムがあり見ていたら気分がよくなった。
そしてなるべく優しい顔で玄関に入り「ただいまぁ」と声をかける。
玄関に入って、廊下の奥のリビングを見ると、月岡さんが裸のまま寝ていた。
暇すぎて寝ていたんだ、
そうか暇だったんだ!
ぼぼぼくは、あああああああああああ!!
「なんで寝てるんだよ!」
持っている袋を玄関に投げ捨ててドシドシと近づいていくと、
異様な空気を察したのか、月岡さんは飛び起きて四つ這いのまま部屋の端までアタフタと逃げだした。
「キミのせいで僕の仕事が増えたんだぞ! 大変な思いをしているのに寝てたのかよー!」
「あ あがが」変な顔して逃げる月岡さん
「僕にあやまれ あやまれよ」と月岡さんのケツを蹴っ飛ばす。
「あぁぁ あああ」どんどん逃げ回る月岡さんお尻が赤くなってきた。
興奮が収まらない。
心の中でストップしろ!と叫んでいる人がいるが、それが余計怒りを増してきた。
僕は月岡さんを捕まえて振り向かせた。
ガタガタ震えているけど、抵抗はしない。
「じゃ じゃ 謝らないなら、一回顔を叩かせてよ それぐらい平気でしょ」
目が恐怖にふるえている
「僕も1回で終わらせるから、いいよね」
そう言って月岡さんの足を肩幅に開いて立たせ、手を後ろに組ませた。
「顔は初めてだけど、拳で殴るからね覚悟してね」
そう言って、拳を大きく振りかぶる。
月岡さんはガクガク震えながら僕の拳を目で追ってる。
逃げたらダメだと分かるようだ。
かわいそうに、会社ではスーツが似合ってまじめで明るく人気者だったのに、
今は裸で震えながら僕の拳が来るのを待っている。
こんな可愛い子を殴るんだ、と思うと、下半身が膨らんできた。
でも僕の物だからいいんだ、最後に頭撫でればいつも通りになるんだ。
「一回だけだから、我慢してね」
と言ってから力いっぱい手を顔にめがけて降ろた。
顔にあたる直前で手を開いていた。
パァァン!
横を向く月岡さん
あれ?……アニメみたいに横に飛んでいかないんだ。
少し間を置いてから月岡さんは叩かれた頬に手をついて発狂しだした。
「あ、もう終わりだよ、ちょっとどこ行くの?」
逃げる月岡さんを捕まえると、
いつものように抱き抱えながら、しばらく頭を撫でてあげる。
いつもより暴れているけど、これで元に戻るんだ。簡単なものだ。
「ごめんよ〜 ごめん 痛かったかい? かわいそうに見せてごらん」
ガタガタ震えている月岡さんの髪の毛をかきあげると顔は赤くなっていた
「あ〜 赤くなってるね 僕の手の形になってるよ、ほら、口の中は切れてないかい?」
口の中は血も剥がれた皮膚もない。
「口は綺麗だね ベロの下も問題ないし、歯茎も綺麗、のどチンコはどんな感触かな?」
手を奥に入れて指先で摘まんでみるとプニプニしてて柔らかい
「ぅっが、ががが、がぁ〜」
「おおっと ごめんごめん でも僕はちゃんと謝るからエライでしょ?
 ちゃんと謝ると殴られない事が多いんだよ、月岡さんも喋れたらいいのにね、
 魂戻したら出来るだろうけど、それは無理だから」
いいこ いいこ
抱いたままソファーに座り、膝の上に頭を乗せて撫でてあげていると、ふと思い出した。

「……そういえば、月岡さんの魂はどうしてるだろうね、蓋開けると戻りそうなので怖くて開けられなかったんだ」
月岡さんを僕の膝から降ろし、棚の上に置いているヒョウタンを持ってきた。
少し振ってみるとカラカラっと音がする。
「なんだろう? 何か欠けたかな?」
僕はソファーに座り、頬を摩っている月岡さんの頭を僕の股間におしつけた。
月岡さんは僕の物を舌を出してペロペロ舐めだす。
月岡さんで遊ばない時は常に舐める事を覚えさせた。
パソコンでHゲームしている時もTVでお笑いやニュースを見ているときも新刊の漫画を読んでいる時も、月岡さんは僕のを舐めて咥え続ける事が当たり前なのだ。
そんな微妙に気持ちいい股間に満足しながら、ヒョウタンの蓋をゆっくりとはずした。


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