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笛の音
【父娘相姦 官能小説】

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笛の音 3.-29

「んー? なんだ、アナルの処女も貰ってやったお父さんなんだから、ナメてやるのだって平気だぞぉ?」
「や……」
 この変態の義父に菊口に唇をつけられたことはある。だが風呂に入ったり、――液汁で洗浄されてのことだ。今日は朝起き、ここまで来て、服を脱いだばかり。それに……。有紗は四つん這いで進んでくる信也の恐怖に、なりふりかまわずベッドから降りようと体を翻した。だが床の上に退くまでにはベッドは広すぎた。タックルをするように後ろからウエストに抱きつかれた有紗はその場で俯せに倒れこんでしまう。スプリングの効いたベッドの上だから、上体を打ち付けた痛みは全くない。であるから、脚の上に跨って全体重をかけ、背後に晒した狭間に顎を置き、両手が左右のヒップにかけられると、これから何が為されようとするのかをまざまざと思い知らされることになった。
「うっ……、やだっ! ……絶対やだっ!」
「おぉ、有紗ぁ……。ハズかしいのかぁ? 可愛いオシリがプリプリしてる。今日朝起きてトイレに行っちゃったから心配してるのか?」
 その通りだ。当然ウォシュレットで十分に洗っているが、躊躇なく舌先がヒップを狭間をつぅっと下から上になぞってくると、恥辱感が数倍にも跳ね上がった。
「……や、やだ……」
 手がヒップを開いてくると、シーツに額を付けて首を左右に振ったが、
「見えたぞぉ、有紗の可愛いオシリの穴」
 信也は鼻息を敏感な菊口の周辺に吹きかけて、それだけでヒクつく皺孔を愉しむと、尖らせた舌先を触れさせてきた。
「うああっ……!」
 有紗は左右に振っていた首を止め、シーツを両手で掻き毟って握ると身を強張らせた。だが力を込めても、舌先が皺を擽ってくると脱力して弛緩してしまう。クルリ、クルリ、と、時折口の中に畳んで溜まった唾液を補充しつつ、舌が菊門周辺を舐め回してきた。
「きっ、きたない……」
「ん? 汚くないぞ? ……別に変なニオイもしない。やっぱり有紗は最高のカラダだぁ……」
 舌が菊口を舐る度に、俯せた有紗の瑞々しいヒップが痙攣する。
(……やだ、直樹……)
 次会った時、直樹はここにもキスをして清浄くれるだろうか。舐めてほしい、と言ったら甚だ幻滅されてしまうのではないか。不安を募らせながら、花園を舐めていた時と同じくらいの時間、不浄の口をしゃぶられ続けていた。
 ふう、と息をついて漸く信也が有紗のヒップの狭間から顔を離すと、緩慢に有紗は横臥に移り、身を丸めて顔を覆った。
「おいしかったぞ? お父さんにオシリの穴、チュウチュウされて、ちょっと感じてきちゃったんじゃないか?」
 馬鹿げたことを言われて、有紗が体勢を変えぬまま無反応でいると、端近まで逃げていた有紗の体を掴んでベッドの中央まで引きずり戻す。手首を握られて隠していた顔から引き剥がされると、長い睫毛で恨めしさがより際立った瞳で睨みつけ、
「死ねっ!」
 と罵倒した。こんな陵辱を受けるくらいなら、挑発された信也が淫虐の怒りが赴くままに姦してくるほうがましなのに、信也は憤怒に駆られずニヤニヤと有紗を見下ろしてくる。
「……オッパイにもオマンコにも、……オシリにもチューしてやったのに、オクチにチューしてやるのを忘れていたなぁ?」
 信也が身を屈めてくる。いまさっきまで菊門を舐めていた唇だ。考えられない順番に有紗は、やめろ、死ね、と言いながら激しく抵抗した。信也が抑えつけるために手と頭を捉えようとしてくるが、有紗は目と唇を硬く閉じて暴れる。暫く攻防が繰り広げられた。
 前につきだしたタイミングを見計らって両手が掴まった。そのまま体に沿わせるように降ろされると体ごと跨がられた下に抑えられる。もう手は動かない。あとは首を振るうくらいしか為す術なかったが、容易く抑えられるのは目に見えていた。頭を掴まれる。鼻息を顔に感じた。口を固く閉ざしていたが、まさに唇が触れようとした直前になると叫ばずにはいられなかった。開いた唇へむしゃぶりつかれ、信也の口内に屈辱の咆哮を放つ。
(……!!)
 有紗は目を見開いた。口内に信也の口で温められた汁がトクトクと流し込まれてきた。唾液などではない。身を離そうとするが、強く唇を押し付けて更に流し込まれてくる。頬の内側から舌の根へ、そして喉元へ垂れこんできた汁液が気管に入ってきそうで咽せたが、それでも信也は唇を離すことを許さなかった。息苦しさにたまらず飲み込んでしまう。舌先に汁が触れた時、一瞬痺れるような感覚が走った。
 この味には憶えがある。新しい学校の制服を取りに行って家に帰るとこの男がいて、薦められたコーヒーを含んだ時舌先に感じた……。もう飲み込んでしまった。吐き出すにも胃の蠕動だけでは難しい。手は叔父に抑えられていて使えない。キスを拒んで戦っている間、叔父は何も言葉を発しなかった。薬を含んでいたからだが、抵抗するあまり気づけなかった。コーヒーに紛れさせてはいない薬は、あの時よりも痛烈に喉の奥にピリピリと刺すような痺れを広げてくる。
「あ……、……、あ……」
 唇が離れ、姦虐の嘲笑で見下す叔父の顔が歪んでくる。コーヒーで希釈されていないぶん、効果が出てくるのが早いのかもしれない。


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