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〈生贄の肉・二つ〉
【鬼畜 官能小説】

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〈蠢動〉-8

『夕方に犬を散歩させてる女の子を……』

『これは酷い!自分で自分を可愛いと思い込んでる勘違いブスではないか』

『こちらの少女をご覧下さい。バス停で一人で待っている……』

『こんな短いスカートを穿くような“ふしだら”な娘は、オマ〇コもア〇ルもガバガバに決まっておるわい』


何の遠慮もなく、オヤジ達は映像の少女達を切って棄てていく。

純潔を守っている美少女に掛ける情熱の発露と言えばそれまでだが、やはり、どう考えても異常であり誠に愚かだ。



『ゴホン!俺達は母親に車で学校まで送られてきた中学生を……』

『んむ……おかっぱの中学生とは、なかなか通好みなチョイスではないか?』

『しかし、私のチ〇ポは反応しませんなあ。まあ、たまには“こんなの”も良いのでしょうが?』

『母親の目の前で姦したら楽しそうですね?その逆も有りでしょうけど』

『そうですなあ。母親も若くてフェロモンがムンムンしてますし、“親子丼”にしたら美味いでしょうなあ?』


とても人間の血が通っているとは思えない言葉が次々と飛び出す中、とりあえずこの幼い母娘は保留となった。

なんとか次の凌辱ショーに捧げられる生け贄が現れ、眼鏡の男はホッとした表情を浮かべた。


『さあ皆さん、俺達が見つけた逸品を観て下さい!』

紹介される少女は次々と却下され、いよいよ最後のプレゼンテーションを行うのは、あの二人組であった。
自信満々に笑顔を作り、大袈裟な手振りでモニターを指し示す。
そこには、自宅の門から颯爽と現れた美少女の姿が映し出されていた。


『こ…これは……』

『来た…コイツはチ〇ポにビンビン来ましたよぉ!』


ショートカットの黒髪は爽やかに風に靡き、整った顔は朝日に照らされ目映く輝きを放つ。
このワンシーンだけで、オヤジ達の心はこの美少女に鷲掴みにされ、爛々と怪しく光る瞳を逸らせなくなっていた。


『実は、まだ居るんですよぉ?こちらの女も観て下さい!』


激しくブレた画面は、その時の男の動揺を表していた。
やがて手振れは治まり、木立の中の教会を映し出す……そしてズームしたその先に、まさに奇跡と呼べる光景が映っていた。



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