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〈生贄の肉・二つ〉
【鬼畜 官能小説】

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〈蠢動〉-9

『お…おぉ……』


会議室はため息が聞こえた後、完全なる静寂に包まれた。

深い紺色の修道着を纏う女性は、その美少女に勝るとも劣らない美貌を誇っていた。
額と胸元の白い布地が紺色の修道着に映え、柔らかな笑顔の中に見える凛とした気品さを、一段と際立たせていた。


『あの女子高生の名前は武野玲奈と言います。年齢は17才。なんでもシスターに成りたいそうで、この教会に通っているようです。まあ、そこで偶然あのシスターを見つけた訳ですが……』


二人は鼻を膨らませて腕を組み、どうだと言わんばかりに胸を張った。


『ウッフフフ……シスターにシスター志望の女子高生……もう処女は確定ではないか?』

『おまけにあの美しさですからなあ。もう私のチ〇ポは収まりがつきませんぞ?』

『それは私も一緒ですぞ!二人とも真っ白い肌をしおって……ああ、どんな股間をしておるのかのう?グヘヘへ……』


この淫獣達は、己の信心に忠実に生きている少女は疎か、修道女に対する畏敬の念すらも持ち合わせてはいないようだ。

潔癖なままで成長してきた玲奈を観ては涎を垂らし、修道着を着た奈々未の姿を観ては、痛いくらいに勃起した肉棒を握る。


『玲奈とか言う〈食材〉は買った!アレなら文句など無いからな』

『異議無し!あと、あのシスターも買おうじゃないか。拉致は難しいだろうが、その分の金なら奮発するぞ?』


予想通り、玲奈と奈々未は生け贄として選ばれた。

眼鏡の男も、その部下である男達も、これで多額の金が手に入ると笑みが溢れた。
無論、玲奈を見つけた二人組は配当が他より多い訳だから、その喜びも一入である。


『私共は明日から狩りに動きます。無事に捕獲しましたら、直ぐにご連絡差し上げますよ』


眼鏡の男はニヤリと笑い、オヤジ達の一人一人と握手を交わした。
当然、そのオヤジ達の顔も崩れに崩れている。


『貴方は良い部下を持ってますなあ。羨ましい限りだ』

『私は今夜からオ〇ニーを断つぞ!シスターにいっぱいザーメンをブチ込んでやりたいからのう』

『同感ですな!私は玲奈ちゃんの可愛い“お股”に注入したいですねえ』

『ウヘヘェ……た、楽しみですなあ……』


異常者の集団が、ついに目的達成の為に動き出す。

玲奈も奈々未も、まだ自分に降り掛かる惨たらしい危機を知らない……。


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