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俺の彼女のいいところ
【コメディ 恋愛小説】

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あたしの彼氏?の鈍いところ-1

どうもこんにちは〜♪あたしです♪えっ?優菜かって?違うわよ!若菜よ!で、そんな事よりあたし、最近ちょっと変なんだ…


はい!とりあえず今の状況を説明しましょう。
今、あたしは自分の部屋(優菜の部屋でもある)場所で考え込んでいる。うぅ〜と唸りながら…

何について考えてるのかだって?愚問だね!それはあのヘタレ男(和之)の事だよ!
もうさっきも言った通り最近のあたしはおかしい…
気がついたらあいつの事考えてるし、あいつと話す事を心から楽しんでる。
たまに優菜と楽しそうに話してたり、抱き合ってたりするのを見るとなぜかイライラする。まあ優菜にはあたしの心の中が読めないからなんとかバレてないから安心だケド…でもなんなんだろ?この感じ…
「うぅ〜〜〜〜〜」と唸りあたしは頭を掻きむしった。

翌日の放課後…
今日は和之は用事があるらしくて一緒に帰れなないらしいので久しぶりに優菜は友達…いや、親友の大村渚と帰っていた。
彼女はあたし達が二重人格だという事を知っている数少ない友人の一人だ。いや…もしかしたら渚だけなのかも…

優菜と渚の会話をボーッと聞いている内にあたしはあるいい考えを思い付いた。(そうだ!渚に相談しよう!)思い立ったら吉祥寺!えっ?吉日だって?細かい事は気にするべからず!って事でさっそく…

(優菜!ちょっと出るわよ。)と一応了解らしきものをとる。
「えっ?何?ちょ…ちょっとまっ…」
優菜は何か言おうとしたがこういう時は有無を言わさずタッチ交代♪

「ハロー♪渚!」
「はい♪若菜ちゃん、こんにちは♪」
さすがは小学校からの付き合いだ…中身が入れ代わったのがすぐわかったらしい。
「で、今日は何の相談かな?」と渚は言った。
「えっ?なんで相談するってわかったの!?」
「そりゃわかるわよ〜(笑)だってあたしの前に出てくる時ってだいたいそうだもん!」
うっ…さすがは我が親友…ようするにこれはパターン化してるってわけね…

ということであたしは渚に例の悩みの事を話した。
典型的パターンだなんて知ったこっちゃない!こっちは真剣な悩みなんだから!
「ふぅ〜ん…なるほどねぇ…」
渚はそう言いながらニヤニヤした。
「ついに暴れん坊の姫にも王子様が現れたって事か…おめでと♪」
…何をいってるのですか?あたしには言ってる意味がよくわからない。
「…どうゆうこと?」あたしは考えるより先にそういった。
「まぁようするにこういう事よ。さぁ耳貸して!」
「…ちゃんと返してよ。」
そんな冗談を言ったあたしの耳元で渚はある言葉を口にした。

それを聞いた瞬間、ドドーン!効果音にするとこんな感じ。あたしはまるで頭の中で火山が噴火したような衝撃を受けた。
それと同時に温度計を火であぶったように顔の温度が急激に上昇。
「えっええっ!ちょっ…ちょっとま…#&%@☆○」と変な言葉を口にしながらあたしは明らかに動揺した。しかも公共の道路の上で…あやしい事この上ない…とりあえずこの場を脱出しよう…


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