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悪徳の性へ 
【学園物 官能小説】

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〜 掃除 〜-2

「1番、2番、3番、4番、5番」

「……はい!」「ハイ!」「はいっ!」「そっ……は、はい!」「ハイッ!」

 少々タイムラグがあるものの、5人のせいとが勢いよく椅子から立って背筋を伸ばした。

 ここまで教室で比較的ソツなくこなしてきた1番。 小ぶりではあるが尖った乳首が上を向いており、自己主張が強く張りのあるミルクタンクが揺れている。

 目力がある2番。 22番ほどではないにしても、瞳には理性的な輝きが残っていた。

 やたら声が大きい3番。 あからさまに自分を見失っていて、私を見つめっぱなしだ。 無批判に何か受け入れてしまうと、どうしても先が見えなくなる。 自分では気づいていないだろうが、判断することを止めてしまうと、未来への扉は閉ざされる。 ふくよかな頬に対して澱んだ隅(くま)が目立っている。

 瞳を泳がせた4番は、食事を残してマスターベーション三昧だった一人だ。 教室でただ一人手のかかる三つ編みにまとめていて、勉強してそうな印象がある。 私の指示に応えられない以上大した知性じゃないだろうし、生き残ることができるかどうかだ。

 名前を呼ばれた直後に、それなりにしっかりと返答した5番は、顔と身体にギャップが大きい。 眼つきは凛々しく、10代前半にしては鼻筋が高く、ややもすると少年に見える。 そのくせ胸も尻も大きくて顔から下は女性そのものだ。 女性そのものといっても、ミルクタンク乳輪が大きくて左右不揃いなので、美しいとは言い辛し、尻も大きすぎてやや不恰好といえる。

「呼ばれた者は前へ。 残りのものは、窓際に移動して一列に並ぶこと。 5人が掃除をするところをよく見ておくように」

「「ハイ! インチツの奥で理解します!」」

 全裸に首輪姿の34名が席をたつ。 

 午前中は、生徒自身が考えて自分の行動を決めるべく接した。 けれど掃除はそうではない。 私が指示する通りに動けばいいのだから、指示に従う覚悟さえあれば誰にでも可能だ。 あとは目の前の5人に覚悟と体力が残っているかどうかである。
 残っていなければ、それはそれで構わない。 これも運命と割り切るだけだ。 最低限のハードルすら乗り越えられないなら、どのみち生き残れないなら、引導はいつでも渡すことができる。 

 教卓の中から『洗浄ペースト』を2種類とりだして、5人の表情を眺めながら、おそらく大丈夫だろうと私は思った。 窓側に並んだ裸の集団が見守る中、私は『洗浄ペースト』の蓋を外した。


 ……。


 教室掃除は大きくわけて4つの手順がある。 

 1つ目は『洗浄ペースト』を用いるステップだ。 『洗浄ペースト』とは約35℃に温めると液状化し、皮膚に強く付着するゲルだ。 チョーク粉や埃、糸くずや体毛といった汚れや、液体成分を吸着する性質がある。 吸着しながら一か所にまとまって、2分ほどでビー玉大の球になるため、手で摘まみ捨てることが可能だ。 散らかった汚れを纏めて綺麗にするにはうってつけの成分といえる。
 難点としては皮膚に滲みこむと強烈な痒みを誘発することだろう。 特に粘膜から吸収されやすく、誤って皮膚に零したならば、出来るだけ早く拭き取ることが肝要だ。 もし零したまま放置すれば、ものの数分で身体中をかきむしりたい衝動に囚われる。 

 この『洗浄ペースト』を全員の乳房に塗布する。 掃除担当になった生徒は、乳房で温めて『洗浄ペースト』を液状にした上で、机、教卓、黒板に塗りつけるのだ。 あとは机上や黒板上の汚れがまとまった粒を片付ければピカピカになる寸法だ。

 私は『洗浄ペースト』の効果を説明してから、5人の乳房に塗り込んだ。 清掃開始を告げると、5人ともすごい速さで近くにあった机に向かった。 みな顔を火照らせ、歯を喰いしばっていて、塗り込まれた瞬間にそれなりの刺激があったのだろう。 


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