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第三の性〜少女性愛者への贈り物
【ロリ 官能小説】

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進学予備校-4

リュボーフィは裸のまま近づくと、藤枝を椅子に座らせた。ウィルギニズムの体を知っておいてもらいたいと言って、真向かいに立ったが、辞書があるのをテーブル横の棚に見つけて、手に取った。藤枝がこちらの目線を気にしないで済むだろうと思ったからでもあった。リュボーフィは男の視線を感じた。脚のあいだが痒くなってきた。かっこいいなと藤枝の声が聞こえた。
「見るだけなら画像でもできます。あたし生きてるんですけど。」
喉につかえた言葉で言い放ったあと、辞書を顔の前にしているリュボーフィの胸の先が指を感じた。しこりになっている辺りを強く摘ままれた。
「痛いです。」
やめろとは言わなかった。それから、指は臍に触れた。リュボーフィは次のことを予想して、藤枝がしやすいように脚を広げてやった。片手全体が温かく触ってきた。さすられてくすぐったかった感覚が、開かれると涼しさに変わった。藤枝はどうしても見たいらしく、椅子から下りて頭をそこに近づけてきた。ところが、辞書を引き当てたリュボーフィが急に笑い出してしまった。腰が大きく動いた拍子に藤枝は床に倒され、その顔をリュボーフィが跨ぐように続けて倒れこんだ。顔に体重がかかるのを防ぎながらも、その両手で藤枝は広げて見ようとしていた。自分の心を謂わばさらけ出している藤枝にリュボーフィはほっとした。喜びから笑いがまた込み上げてきた。その声で
「先生、あたし去勢の意味わかりました。やってみていいですか。」
リュボーフィは、藤枝のズボンに片手を入れると摑みあげ、ズボンはもう一方の手で引き下ろした。
この日、男の造りの大部分を彼女は詳しく体で知った。
翌日からも藤枝に対するリュボーフィの尊敬は変わらなかった。あんなことならいつでもしてよいと思った。また、ウィルギニズムであることの価値を認められた自分を内心自覚していた。この気持ちをうまく藤枝に伝えられたらと思った。
藤枝にとって、これは恋であった。何をしたらよいのか分からなかったが、体も開いて信頼してくれるリュボーフィを大切にしようと思った。虚しさの砂漠が潤って、明日への活力が新しい自分に湧いてくるのを藤枝は感じていた。


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