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第三の性〜少女性愛者への贈り物
【ロリ 官能小説】

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進学予備校-3

「性欲から解放されているなんて、ウィルギニズムは最初から宗教の修行をワンステップ登っていて、ずるいじゃないか。」
藤枝がおどけて言うと
「あたしエッチですよ。」
と答えた。続けて
「子供とセックスできたらペドフィリアの人は満足なのかな。でも、子供が、あ、子孫が欲しくてするわけじゃないんだし、子供はきっとセックスなんて嫌がるだろうし。一方通行の欲望だなあ。それから、子供は女性に必ずなっちゃいますよね。あと、ペドフィリアの人は集まって権利とか訴えても、別に子供とそれで付き合える訳じゃないから、結局ばらばらで意味なくないですか。」
「そう。だからせめて、女子の古着やトイレなんかの物を自由に配給するか、売っていいことにする。女子は儲かる。ペドフィリアは喜ぶ。結果的に犯罪も減る。」
「それは変態です。」
「じゃあ去勢だ。」
「去勢って何ですか。」
「自分で調べてごらん。」
風が強まる中、車はリュボーフィの家に着いた。上がって話しましょうと誘ったが、藤枝は断った。ちゃんと見送りしたいから、着替えるまでコーヒー飲んで行ってくださいと藤枝を引き止めた。藤枝は、玄関でぼそりと
「僕もペドフィリアなんだ。」
と言った。リュボーフィは、言ってはいけない冗談があると、藤枝を部屋に通し、にこやかに奥へ入っていった。
ぽつねんと部屋に座って考えていた藤枝の鼻をコーヒーの香りがくすぐった。ちょっと来てくださいというリュボーフィの声に呼ばれた。
台所にリュボーフィがすっかり裸で立っていた。子供の形だから、見てくださいと俯いて言った。
「だから駄目なんだ。」
と声を幾分荒げて藤枝が叫んだ。藤枝の言葉は、衝動を我慢できない藤枝自身が駄目だとも、俯くリュボーフィが駄目だとも、またリュボーフィを俯かせた藤枝の行為が駄目なのだとも取れた。しかし、藤枝が目を離せないでいるのをリュボーフィは覚った。ペドフィリアの実際をウィルギニズムが体験している稀有な瞬間だとリュボーフィは感じて胸が高鳴った。


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