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ミロスラワの場合
【アイドル/芸能人 官能小説】

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篠崎悠太の場合-1

篠崎は小柄で小太りの上級生だった。もう五回もミロスラワのもとに通っていた。海辺の断崖の奥まった所にある祠が待ち合わせ場所だった。祀られている石像は、経年のため、顔かたちがよく分からなくなっていた。腕が何本もあった。
裸にされた先をつままれた篠崎は、ミロスラワにまだ痛いかと聞かれ、だいぶ慣れたことを伝えた。篠崎は、十五歳を過ぎているというのに少女の小指程度の大きさしかなく、このまま男の体にならないのかとも見えた。そんな劣等感と不安から、ミロスラワに手紙を書いたのだった。
確かに、篠崎が喜びに満たされた時でも、男らしい味とにおいとをミロスラワの舌が受けたことはこれまでなかった。
中身がうずらの卵より小さいと篠崎は言われていた。そして毎回、篠崎が吐くほどミロスラワに揉まれていた。
「女を先輩は知ってるんですか?」
ミロスラワがその日に持ちかけた提案があった。だが、逆効果になるかもしれないと篠崎は言われていた。
ミロスラワの懸念をよそに、篠崎は生まれて初めて、今日、男の感覚を知った。そしてやはり初めて口にした女子の味とにおいとが恋しく、それの写真をもらえないかと聞いてみた。ミロスラワは、二十枚ばかり自由に撮らせてから、篠崎に五百円を渡した。


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