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ちびま○子ちゃん
【その他 官能小説】

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ちびま○子ちゃん-7

(7)

 
「理想の女性を探し求めていた」
二日目の夜、忍んできた健一は真美子を抱きながら語った。 

「正直に言うと、いろんな女と付き合った。だけど、心に入ってくる女はいなかった。ぼくの思い描いていた女性は……」

 大人なのに可憐で、愛らしい、それでいてはっきり自分の意思を持った強い眼差し。
(あたし、強い?……強いかもしれない……)

「小さな花が好きなんだ。派手な目立つ花はぼくには合わない。何だか落ち着かないんだ。野草のような健気な花がいいんだ。雑草っていう意味じゃないよ」
(あたしは雑草みたいなものだ……)

「おふくろに聞いたけど、DVDのこと、話したんだってね。……あれはーー」
イメージとして求めると少女になってしまったのだという。ロリコンではないと健一は強く否定した。
「ロリコンでもいいけど……子供に悪いことしちゃいやよ」
「ちがうって」
「じゃあ、DVD,捨てていいのね」
「え?……いいけど……全部?」
真美子が睨むと健一は弱々しく笑った。
「わかったわ。もう言わない。処分は自分で決めて」

「真美ちゃん」
健一の愛撫を受けながら、
(チビでよかった……)
思ったものである。だが……

「いままで真美ちゃんを待っていたんだ」
やっと出会えた女だと息を弾ませてくる健一の要求や行為には正直戸惑った。

「横向きに寝て、膝を抱えてくれる?」
胎内にいる赤ちゃんみたいな恰好。
「真美ちゃん、可愛い」
「そうなの?」
「お尻の形が一番きれいに見えるんだ。それに……」
閉じたアソコの膨らみがいいという。じわりと顔を寄せてくる。
「いやん……そんなに……」
よじって隠すと、
「真美ちゃん、見せて、見せて」
だだっ子みたいに口を尖らせた。
 その次は腹這いになって平泳ぎをしてくれという。言われた通りに泳ぐ真似をすると、立ちあがって見下ろし、
「真美ちゃんのきれいな体が生き生きしてる」
前へ行ったり後ろに行ったり真美子の周りを移動しながら、
「躍動してる、躍動してる」
昂奮で呼吸が荒くなってきていた。
(この人……大丈夫?)

 健一の動く気配が止まって姿が見えなくなったと思ったら足元にいた。
「開いたり閉じたりしてる」
性器を見ているようだった。
「疲れちゃう」
「ごめん、もういいよ」
疲れたのは本当だが、
(濡れて溢れている……)
脚を開閉する度に粘着音がするので恥ずかしかったのである。
 健一も全裸である。何度も視界を過るペニスはずっとそそり立っている。真美子も昂ぶってきていた。

「真美ちゃん」
「健一」
昂奮の勢いで初めて名を呼び、さらに彼の大きな体に跨った。ちょうど太ももの辺り。隆隆と漲ったペニスが眼前にあった。
(こんな大きいモノが……)
自分の中に入ったことが信じられなかった。
 
 手を伸ばしかけて、はっとした。
(可憐な、愛らしい……)
健一の言葉を思い出した。
(こんなことをしたら嫌われるかも……)
瞬時のためらいは動きを止めることは出来なかった。
(ああ……)
筋張った幹を握っていた。

「いい?」
真美子は健一とじっと目を合わせ、訊いた。
「いいよ」
「嫌いにならない?」
「して欲しい。真美ちゃんの好きにして欲しい」

 掌に伝わるペニスの脈動。それは真美子に向って高鳴っている。それを感じた時、健一の『変な行為』も奇行とは思えなくなった。現に真美子の欲情を誘い、2人は官能の海に漂い始めている。
(セックスって、いろんなことをするんだ……)

 真美子は幹を上下に軽く扱き、顔の火照りを覚えながら健一を見た。
「どうしたらいい?」
「舐めてくれる?」
わかっていたが、自ら進んでとはいかなかったのである。

(ああ……)
唇が先端に触れ、
(ああ……)
目を瞑って、一気に頬張った。
(口いっぱい)
肉棒なのに塊みたいだった。
 目を開けると健一の微笑みと出会った。
「真美ちゃん。可愛いよ」
真美子は夢中で顔を動かした。
 途中で健一が起き上がって、真美子は軽々と尻から抱き上げられて胡坐をかいた膝に乗せられた。そして口に含んでいたペニスが突き上がった。
「うう!」
昨夜から3度も受け入れてきたのに、初めて抉られるような実感が貫いた。

(奥まで、ずんと入ってる……)
熱い快感、いや、快感なのだが、熱い。
 彼に抱え込まれ、真美子は首にしがみついた。じっとしていられない、震えるほどの快感が迫ってくる予感があった。
「健一、健一」
「真美ちゃん」
自然と体が上下に動く。
 ゆっくり健一が後ろに倒れていった。真美子も重なっていくと健一の手が乳房を包み、軽く押し返す力が働いた。

 体を起して跨った体勢は健一の腕から離れて不安定を感じたが、別の感覚に体が燃えた。
(繋がってる)
結合していることがより強く感じられたのである。膣内の『彼』がはっきりと蠢くのがわかる。体を反らすと当たりどころもちがって刺激が変わる。腰をひねるとペニスも呼応する。それに、上になったことで何だか健一を征服したみたいな歓びが満ちてきた。
 真美子が動き始めると健一が快感に目を閉じて呻きを洩らす。
「ああ、真美ちゃん」
テンポを速めると健一は真美子の胸を揉み、太ももをさすり、顔を歪めてくる。
(感じる!)
真美子は跳ねるように上下し、やがて健一に被さっていった。 


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