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理沙が譲二と別れた
【その他 官能小説】

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理沙が譲二と別れた-2

2.
「もう出ようか?」 
 理沙の足元が乱れてきたのを見て、吾郎は理沙に囁いた。
「うん、いいわよ」

 助手席の理沙の手が伸びて、吾郎の指に絡む。
 浅草から言問通りを通って、BMWは鶯谷に進んでいく。

 ハッピーホテル・プリンセスの車庫に乗り入れた。
  
 部屋に入ると、吾郎は理沙を抱きしめて、唇を吸った。
 ドレスの後に手を伸ばして、ファスナーを引き降ろす。
 ブラ無しの豊かな乳首に舌を這わせ、パンティを下げる。
 じっとりと濡れたパンティが、足元に落ちた。

 円形の回転ベッドを囲む壁のミラーに、理沙の裸身が、間接照明に浮かぶ。
 キャセイ航空のフライト・アテンダントをしている理沙の容姿は、さすがに人並みを越えている。

 イタリア系の血を引く理沙は、日本人に似た淡い褐色の肌に、彫りの深い顔を持つ。
 女としては中肉中背だが、胴は締まり、胸や尻は張り出して、めりはりのあるプロポーションである。
 譲二との5年ほどの付き合いで、しっかり揉み込まれた乳房が、形良く胸から突き出ている。乳首が思ったより大きく、干し葡萄のようだ。妊娠をしたことがあるのかも知れない。

 恥毛は、髪と同じ亜麻色。頭髪は地毛なのだろう。
「譲二とは、ちゃんと話がついたのかい」
 吾郎の腕枕で、理沙は唇を求めてくる。
 
「うん、譲二のアレが段々立たなくなって、むしろ彼のほうから別れ話が出たのよ。糖尿病に前立腺とか、よくなる見込みが無いみたい。セックスがしたいから付き合ってるのに、それが無くなったら、別れるしかないでしょう。彼も辛いみたいだけど、私の我慢にも限界があるわ」
「分かった。前から、理沙が好きだったから、僕は嬉しいよ」

 吾郎の指は、理沙の乳首をプリプリとくじる。理沙の指は、吾郎のペニスを摘んで、扱いている。

 乳房を掴む手が鷲掴みにムチムチと早くなると、理沙の指もスピードを上げた。

「吾郎ちゃん、もうこんなに固くなったわ、コンドーム付けていい?」
 いつの間に用意したのか、理沙の指が、手際よく男根にコンドームを被せていく。



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