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〈熟肉の汁〉
【鬼畜 官能小説】

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〈嗅ぎ付けた獣達〉-7

陰毛の奥には青紫色をした肛門があり、噎せるたびに伸縮を繰り返している。
赤黒い肉花はダラリと垂れ、それを捲ると秘穴が丸見えとなった。

男達は臭そうな肛門を毛嫌いし、射精の為だけに存在する秘穴へと指を伸ばし、胎内を目指して突入させた。


『入るかな…?は、入る…入っちゃうよぉ』

『ほ…ホントだ……もう中はグチョグチョだよぉ』

「ッ!!!」


あんな下手くそな愛撫にも関わらず、恭子の秘穴は体液を分泌させていた……自分の身体に起きた異状に頭は混乱し、激しく動揺してしまった……。


『確か…下腹部を圧しながら指を曲げて……かな?』

「ぶぐッ!?あむッ…!!ぷふふぅ!!」

『え?ここ?奥さんココが好いの?』


AVからの胡散臭い情報を鵜呑みにした愛撫は、しかし、恭子の急所を擦ったようだ。


昨日の輪姦の最中、恭子は何度も絶頂を迎えてしまった……屈辱だったとはいえ、圧倒される快楽の波は恭子の精神を知らぬうちに蝕み、犯してしまっていたのだ……。


何の快感も与えられない哀れな性技……それは火照りの止まない恭子を意地悪にも焦らし、「もっと欲しい」と急かさせていた……タプタプと揺れる尻肉は緊張に引き締まり、背筋を震わせては発情した牝の汁を滴らせる……熟れた果実は表皮の傷から容易く果汁を溢れさせるが、今の恭子そのものが、食される事を欲して止まない果実なのだ……。


「おむぅッ!!ぶ…ぷう!!むぅッ!!」

『駄目だよ、奥さん……そんな大きな声を出したら、隣の部屋に聞こえるよ?』


身体の異状は止まらない。
男達の性技の腕が格段に上がったかと思えるほどに快感は次々と押し寄せ、恭子の皮膚は感覚に対して鋭敏になっていった。

元々敏感だった秘豆や乳首は言うに及ばず、尻肉や脇腹や背中を撫でられるだけで、ゾクゾクとした快感が全身を駆け巡るのが感じられた。
もはや、叫びそうになるのは悲鳴ではなく、抑えきれない官能の満足感の発露であった。


(駄目ッ…!!お願い…駄目えぇッ!!!)


恭子は叫び声を封殺しようと必死に肉棒に縋った。
両手でしっかりと握り締め、唇を密着させて“悲鳴”を口腔に響かせる。
我が身を犯そうという他人の男根に一向(ひたすら)に頼るのは、実に愚かで哀れだ。



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