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避暑地の拷問室
【OL/お姉さん 官能小説】

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少年への性調教-2


「あひぃッ、ひぃッ、いッ、いッ、あうんッ、あッ、あぁッ、あああぁぁッ…、ああんッ、さ、さ、さッ、小夜子…さぁんッ」
橋本淳之助は、いったい自分の下半身で何が起こっているのか、欲望の塊がどんな仕打ちを受けているか理解できないという恍惚の表情だ。唇から唾液を垂れ流し、その滴が糸を引いて令嬢の黒髪を濡らす。その小夜子は躊躇いながらも、それでいて囚われの少年を救うべく少年の性感を昂ぶらせるため、唯一、自由な口で成長著しい男児のシンボルを愛撫し続ける。ほくそ笑む曽根蔵は無論の事、SP達も固唾を飲んで見入ってしまうその光景はたまらなく淫靡だ。SMチックに緊縛を受けた美しい令嬢が、鎖で繋がれた裸の美しい男の子を辱めているのだ。曽根蔵が小夜子に与えた淳之助解放のミッション、それは人質の少年自身を筆おろしすること。オナニーの快感に震える少年の欲望を、優しきお姉様の口で昇華させることなのだった。小夜子は意に添わぬ行為とはいえ、少年の長年の想いを受け止めるかのように優しく頬ずりし、射精という最終ステップに導くべく、包皮が覆い隠す亀頭を丁寧に舌でめくり血管が浮かび上がるほどに彼の興奮を高める。ひちゃひちゃという卑猥な音が小夜子の唇と、淳之助のペニスの間から漏れる。
「さ、小夜子さぁんッ、はうあっくぅぅッ、だ、駄目だよ、僕もうッ」
淳之助は裸身をビクビク痙攣させ、手首の拘束具を天から吊っている鎖をぐっと鷲掴み、コンクリートの床に裸足の爪先をぐっと突き立て、迫りくる快楽を堪える。
「し、射影しちゃうッ! 出ちゃうよッ! イっちゃうよおぉぉッ!」
恋焦がれた憧れのマドンナからのフェラチオを受けた幸福な少年にしては貧困な表現だが、性感を嬲りつくされた少年としてはこれ以上の感嘆符が口をついて出る事は無かった。
「いいの…淳之助君… 恥ずかしがらずに出していいの… お姉さんは誰にも言わないわ…」
母性を含んだこの上なく甘い言葉。だが、少年にも羞恥心やプライドがある。憧れのマドンナを前に素っ裸で鎖で繋がれ、自慰行為を見られることに抵抗もあった。下腹部に力を籠め、必死に欲望に負けまいと身を捩る純情な少年。だが、年長者である令嬢はそんな彼をいじましい表情で見つめながらも、引導を渡しにかかる。気品ある唇を精一杯大きく広げた小夜子は、大きく膨張した少年の欲望の塊をすすっと口に含む。尿道口の奥にまでたまりたまった熱い白濁とした液体を吸い上げるかのようなちゅちゅちゅ…という卑猥な音が令嬢の唇から漏れ始めた。

フェラチオという特定の愛する男性にだけ、女性が行う愛の儀式という漠然としたイメージを密かに持っていた淳之助は、その小夜子の導きに対して疑念を持つ。
(さ、小夜子さんって恋人はいるのかな…?)
誰がどう見ても魅力的な彼女からの、信じがたい奉仕に小夜子が愛する男にも同じ行為を頻繁に行っているのではないかという詮索をしかかった。だが、そんな少年の疑問など、敢え無く快楽の中に飲み込まれてしまう。
「うッ、うはあッ!!」
カリ首に舌を滑らせた小夜子は淳之助を観念させるべく、丹念に舌で愛撫する。そして、ヒクつくペニスにとどめを刺すように一番感じやすい亀頭の先端をなぞる。性体験に乏しい少年が絶頂を迎えたのは数秒後の事だった。腰を振って悶える少年の肉棒をしっかりと受け止めるかのように咥えこんだ小夜子は淳之助をオーガズムへと導いた。
「あッ、あんッ!! さ、小夜子さんッ!! 小夜子さんの口に…で、で、でッ…出ちゃうううッ!!」
X字に縛られた身体を下腹部を突き出すようにして天を仰いだ淳之助は我慢に我慢を重ね限界に達したマグマを、恋い慕う令嬢の口内にぶちまけた。淳之助の精液がじゅわ!じゅわっ!と尿道口から噴射されるのを小夜子のベロが優しく受け止める。やがて小夜子がそっと唇から少年のいまだ快感にヒクつくペニスを引き抜く。美貌を精液で濡らした令嬢はややためらいながらも、口の中に広がる淳之助の欲望のジュースをこくんと飲み干した。一夫の淳之助も、鎖に繋がれたまま、いまだ半勃起状態の性器をヒクつかせながら、甘い満足感とかすかに残る羞恥心に気絶したように項垂れるのだった。


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