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夜羽球の会
【調教 官能小説】

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七つの刻印-4

「あっ、いっ、いだいいだいッ! いだいいいいいぃ――――ッ!」
「ふふふ、これは悪魔を処罰する聖なる器具なのだ。どうだ、木馬の背が食い込んでいたいだろう? もっと泣け、もっと苦しめ! 我らの仲間を苦しめた代償をとくと味わえ!」
 脚がずっしりと重くなった。目線を下げると、太ももに小さな円錐形をした鉄の塊がぶら下げられている。片足に三つずつ。それらが自分を地面に引っ張って、さらに強く股が食い込んだ。
「あがあぁああああああアアァ――――ッ! いだいッ! いだいいだいいだいいだいいだいいいいい――――ッ! いだいよぉ、いだいよおおぉ――――ッ!」
 何故。何故、こんな酷いことをするのか。自分は何もしていない。何もしていないじゃないか。
 大人が寄ってたかって、身動きのとれない女の自分を痛めつける。抵抗も何もしていない。こんなことをしなくても、自分は何も危害は加えない。何故、何故……。
「さぁ、また重りを追加だ」
「あッ――――ぎぐぐぐぐいがぁあああああいだいいいぎぎがががががああああああああぁ――――ッ! いだいッ、いだいいいいいいいぃ――――ッ!」
 円錐が四つに増えて、食い込みが深くなる。この三角から転げ落ちてしまおうとしても、首輪がしっかりと天井に繋げられていて阻止される。逃げられない。逃げられない。
「どうだ、反省したか?」
 反省……?
 何を反省しろというのか。自分は何もしていないじゃないか。言いがかりだ。理不尽な暴力だ。
「ぐぎぎっ……なっ……に……、なにも……うううぅ……して、ない……」
 せめてもの反逆に、涙で滲む目で会長を睨みつけた。
「まだ反省しないようだな」
 会長が低い声でつぶやいた。その瞳に背筋がゾクリとした。
 やってしまった――――。また重りを増やされる――――。
 後悔と絶望が二つの円錐に変わる。重りの数が六つになって急に重さが増した。
「ああああああああああ――――ッッ!!」

「おらっ、もっと腰を沈めろッ!」
 パシィイイイイイイイイイイイイイ――――ン!
「ぐひぃいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい――――ッ!!」
 張り裂けるような痛みが尻に。鞭だ。鞭で叩かれたのだ。
 自分が何をしたというのだ。罰を受けるようなことはしていない。何が、何がこの鞭を振わせるのか。
 怒りと悲しみが胸を支配する。もう一度、この男たちを怒鳴りつけたかった。でも、そんなことをすればまた重りが増えてしまう。もう何も言うまい。無言の抵抗を貫いてやる。
 そう思って歯を食いしばった矢先に、先程とは反対の側の尻に再び鞭が振り下ろされた。
 バシィイイイイイイイイイイイイイ――――ン!
「きゃひぃいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい――――ッ!!」
 ひどい。ひどすぎる。何も許されない。どんな抵抗も許されない。
「まだ反省しないか。おい、重りを増やせ」
「やっ、いや――――ッ!」
 壊される――――。壊されてしまう――――。
 増やされる重りから逃れようと足をばたつかせてみるも、何ら効果はない。無慈悲にも鉄の円錐がまた一つ、太ももを縛る縄にくくりつけられた。
「もうひとつ増やそうか?」
 冷酷な声。これ以上増やされては股が裂けてしまう。
 なんでこんな目に合されるのか。一体、自分が何をしたというのか。しかし、今はそれどころではない。これほどの責め苦を与えられるのだから、自分は何か重大な罪を犯したのかもしれない。とにかく今は、この男たちの機嫌を損ねないようにしなければならぬ。

「ごめんなざいいぃ――――ッ! ごべんなざいごべんなざいごべんなざいいいいいいぃ――――ッ!」
 パシィイイイイイイイイイ――――ン!
「おっぐぅおぉおおおうぐぐごごごごぉおおおおおおおお――――ッ!」
 どうして――――。どうして――――。
 バシッ、バシンッ――――!
「ごめんなひゃいごめんなひゃいごめんなひゃい――――ッ! ゆるひてぐらざいごべんなひゃいごめんなひゃい――――ッ!」
 どうして――――。




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