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夜羽球の会
【調教 官能小説】

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七つの刻印-5

「――――――――ッ!!!」
 いん……ま……。
 太ももに黒く焼き付けられた罰の刻印。縦に並ぶ七つの焼き印。そこに刻まれた「淫」の一文字。
 それを目にした瞬間、心がバラバラに弾けて砕け散った。
「憑りついてごめんなざいッ、わるいこどじてごべんなざいぃいいいいいいいいいいい――――ッッッ!!!」


「ようやく反省したようだな」
「はい……ごめんなざいぃ……ごべんなざい、ごべんなざいごべんなざい……」
 バシバシと打ち付けてきた鞭の嵐は止んだ。重りも焼き印と同じ七つだけがぷらぷらとぶら下がっている。
 自分は淫魔なのだ。愚かにも、この聖者たちの同胞である女に憑りついて悪事を働いた悪魔なのだ。その罰を今こうして自分は受けている。多くの罪を犯してしまった。この身体の持ち主を淫乱な娼婦に貶め、聖者たちが救うべき迷える男の子を彼らから遠ざけ、痒みと頭痛を起こして浄化に抵抗した。すべて自分の罪である。
 だから、自分は鞭打たれて当然なのだ。苦しめられて、痛めつけられて、涙と後悔の中で懺悔をし、聖者たちに謝り続けるしかないのだ。自分は今、聖者たちによって退治されたのだ。

「もう決して悪事は働かないと誓うか?」
「はい……ち、ぢかいまず……」
「魂を浄化して罪を償うことを誓うか?」
「はい……はい……」
「その身体を佑香里さんに返すと誓うか?」
「はい……ぢかいまずぅ……」
「魂が浄化されて、その身体から憑依が解けるよう、誠心誠意我ら<夜の会>に尽くすことを誓うか?」
「はい……ぢか、いまず……」
「それでは今日から、貴様は我らに尽くす奴隷となるのだ。魂が清められて憑依が解けるその日まで、身と心を捧げる真の奴隷となるのだ」
「はい……なりまず……みなさまの、どれい、に……」





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