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夜羽球の会
【調教 官能小説】

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悪魔祓い-8

◆◆◆

 鎖で首輪を引っ張られて、喉が締まる。リモコンでラジコンが動くように、喉が締まるとその方向に動かなくてはならない。もう身体が覚えこんでいる。条件反射、あるいは習性としてプログラミングされているように、佑香里は首輪が引かれて立ち上がった。
「あ……お、おちん、おちんちん……ぼっきおちんぽ……」
 思わず唾を飲み込んだ。大きなベッドの真ん中に、天を衝くようにそびえたっている黒い肉棒。これこそが自分を支配してくれる大いなる存在であり、また、自分を支配するべき存在の証明である。一度目にすると、もうそれから視線を反らすことはできない。これが自分を虐げないことなどはあり得ない。
 それこそ条件反射である。いきり立ったペニスを見ると、もう佑香里は居ても立ってもいられなくなった。そこにひざまずき、媚びを売り、自分を支配してもらうよう懇願する。それが淫魔としてのDNAに刻み込まれた呪いなのだ。
「お、おちんぽさまっ! さいじゃさまっ! この、このぼっきおちんぽしゃまをっ! ゆかりのっ、いんまのおまんこにっ! おねがいしまひゅッ! なんでもいうことききまひゅ! いっぱいしめてっ、いっぱい、いっぱいきもちよくしまひゅからぁ! ちんぽっ! ちんぽっ、まんこにぃ!」
 ガチガチの肉の塔の前にしゃがみ込み、大きな声で思いを伝えようとする。言葉がうまく出てこないが、とにかく思いついた単語だけでも口にする。
「おねがいひまひゅ! おねがいひまひゅ!」

「そう慌てなくていいって。もちろん、そのびしょ濡れまんこにぶち込んでやるさ」
 佑香里の顔がパアァっと輝く。
「あ、じゃ、じゃあ……」
 身体が言うことを聞かない。許可をもらえたのだから、今すぐにでもそれを味わいたい。佑香里は立ち上がり、男の腰をまたぐと手で自分の陰部を横に広げて見せた。
「お、おまんこです……。びしょびしょの、いんらん、べんじょまんこ……。い、入れてもいいですかぁ……? おまんこにっ、せ、せいじゃひゃまの! おちんぽさまっ、ぶちこんで、いいれすかぁ!」
「おいおい、せっかちだなぁ。まぁいいか、どうせやることは一緒なんだし」
 仰向けに寝転がっている男は、自分をまたいで立つ白い肢体を眺めた。その中心より少し下、股間だけがびしょ濡れになっている。広げられた秘部は呼吸に合わせてヒクヒクと動き、豆のような陰核が赤く充血して膨らんでいる。
 佑香里がゆっくりと腰を下ろしてきたので、二本の白い太ももが分岐するあたりに手を伸ばす。腰骨の感触がした。そこをつかんで、うまくペニスの先端が佑香里の穴に刺さるように位置を調節する。
「よし、先っぽが触れたぞ。どうだ、欲しいか」
 あえて一旦間を置いてみる。焦らされた佑香里は、明らかに嫌そうな顔をした。
「ほしいですっ! はやく、はやくずぶってされて、がんがんついてほしいですっ!」
 身体をまさぐられただけでイクことのできた女だ。ここで腰を下ろしてしまえば、もうどうなるかは目に見えている。自分のペニスで貫いた瞬間に絶頂する乙女。その痴態を見たいがために、高い薬を贅沢に使って準備しているのである。
 男は至福の瞬間を見逃すまいと、大きく目を見開いて佑香里の腰を引っ張った。

「あああああっ、ひゅっ、いくっ、いくいくいくぅうううううううう――――ッ!! おちんちんっ、おちんちんいれられて、いっちゃううぅううううううう――――ッ!!」
 女が舞う。滑稽なほど簡単に、わずか十数センチ腰を落としただけで、女が狂い踊る。
 もう何回もイカされて、じゅくじゅくに熟れた肉壺。突き刺しただけで汁が溢れかえり、瞬間的に膣の筋肉が収縮した。つぶつぶとした肉の壁が、搾り取るように強く締め付けてくる。
「身体のどこを触っても柔らかかったけど、やっぱりここが一番柔らかいな。トロットロだ」
 強く締め付けているはずなのに痛みはない。マシュマロのようにフワフワしたものが強く巻き付いているだけだ。それでも、膣の細胞一つひとつがタコの吸盤のように肉棒に吸い付いてくる。柔らかいのに粘着質な絡みつきが独特な感触でペニスを刺激した。
「ひゃへえェ……レェ〜……」
「なんだ、舌が垂れてきたぞ。そんなに気持ちいいか。舌を垂らしてトロ顔晒すほど嬉しいのか」
 頭のどこかで、膣にペニスが入ったときはこうしなければならないという声が聞こえてきたのだ。何でこんなことをするのかは分からないが、下品な顔を晒すのも淫魔らしくていいと佑香里は思った。

「おらっ、いつまでもビクビク絶頂してないで腰を振れ! 騎乗位なんだから、お前が動いて奉仕するんだ!」
 さっきまでのソフトなタッチとは違う。今度は激しく鋭い衝撃でこの柔肌を痛めつける。男は、張りのあるつやつやの内ももを平手で打擲して命令した。
「は、ひゃひっ! ごめんなひゃひっ! こしふりまふっ! へこへこ、さるみたいにふりましゅ!」
「猿じゃねぇ、犬だ! ちんぽ狂いの淫乱メス犬悪魔だ!」
「ひょうれしゅっ! わたひっ、ゆかりはいぬっ、めすいぬれひたっ! わおおおおおんっ、わんっ、わんわんっ!」
 生き生きとした表情で、犬の鳴きまねをしながら佑香里は腰を上げ下げする。グロテスクな肉棒が見えたり隠れたり。膝とベッドのバネを上手く使って滑らかなエレベーター運動が連続する。
 突くたびに膣がきゅんきゅんと締まり、小さく痙攣をしているのが分かる。もしかしたら、一回腰を振るごとにイッているのかもしれない。
「あひっ、ひゅ、あへぇ……」
 よだれを垂らしながらにんまりと笑っている。猿でも犬でも何でもいいが、とにかく人間の姿でないことだけは確かだと思った。



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