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夜羽球の会
【調教 官能小説】

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頽落-3

 前髪は下ろした方がかわいい。しかし、こっちの方が間違いなくエロチックには感じられた。
 別に本来は隠すべき恥部でもないが、バキュームでひょっとこになると急に顔が恥部になったように感じられる。気分的には服を剥ぎ取られて股間を見られているような感じになった。普段は堂々と晒しているだけに、なにかおかしくて、つい笑って誤魔化してしまう。この誤魔化しも、奉仕をし始めるとすぐに剥がれ落ちてしまう。真剣にひょっとこのようにして陰茎を吸っている真顔を凝視されてしまう。しかも、自分で前髪を押さえているだけに、自ら恥部を晒す露出狂のような気持ちになった。
「そうだ、これで目も鼻も口もよく見えるな。さぁ、それじゃあしっかりしゃぶるんだぞ」
「は、はい……」



◆◆◆

「それじゃあ、始めますね……」
 そう言って、佑香里は喉の奥まで陰茎を突き挿した。手を頭に置いているので少し体のバランスをとるのが難しかく、激しくしすぎたらこけてしまうかもしれないと思った。でも、さっき相当激しくしてしまった分、手を抜いたらバレてしまうので、それなりに激しくはしなければならない。そう考えて、佑香里は少し体幹の筋肉に力を入れた。
 すうっと空気を吐きながら、さっきのように口をすぼめていった。とりあえず口で陰茎全体を包むくらいまでにすると、今度はそのまま、唇をキュッと締めて強く残った空気を吸いこんだ。
 口腔が小さくなっていき、やがて、陰茎の皮膚にぴったりと密着するようになった。圧縮袋で布団を包んで空気を抜くのと同じような感じである。やがて吸いこむ空気はなくなるも、それでもまだ無理矢理に吸いこんでみる。すると、まるでストローでジュースを吸い上げるように、尿道から精液を吸い上げているような感覚がする。
 そこまでいくと、もう顔は完全にひょっとこになっていた。頬もこけていて、口が尖っている。しかも目は上目遣いで、前髪は自分で押さえている。これほど滑稽で間抜けな面はない。陰茎に執着するあまり、恥を捨て去った本能丸出しの姿だった。

「ははははは、凄い顔だな! これは傑作だ!」
 あえて大げさに笑ってみせると、佑香里の眉が八の字になって恥ずかしそうにする。顔もさらに紅くなった。
「そのままにしてろ、写真撮って見せてやるよ……。ほら、撮れた。見てみろ」
 携帯にその顔を写して佑香里に見せつけると、さらに眉の傾きが急になった。頬の筋肉がこわばり、目の形まではっきりと恥ずかしいという主張をし始めた。
「どうだ、今こんな酷い顔してるんだぞ。しかも、そのままちんぽをじゅぽじゅぽしゃぶるって、本当にとんでもない淫乱精液便所だな!」
 タツミはここぞとばかりに罵倒する。佑香里が本当に恥ずかしいと思っているところは徹底的に突くつもりだった。
「馬鹿みたいに鼻の下伸ばしやがって。でもいいぞ、これが本当の佑香里の顔だ。かわいい女の子の仮面を剥ぎ取ったら、下にはこんな情けないエロ顔が潜んでるんだ。メス豚の本性がよく表れてるぞ。しかも……」
 腰を引いて、ペニスを吸い付く口から少しだけ引き抜いた。
「おおっ、もっとひょっとこの口が伸びたぞ! まぁ、それだけ吸い付けば当然だよな。本当に掃除機で吸われてる気分だ」
 タツミはさっき佑香里の身体に落書きをしたペンを持つと、キャップを外して佑香里の額にまた文字を書いた。
「ちゃんとおでこに『ひょっとこ女』って書いといてやるからな。眉間に似顔絵も描いといてやるよ」
 わざわざペン先も細い方に変えて、タツミはひょっとこの絵をかわいくアレンジして描いた。もちろん、口は棒をくわえている。それも写真に撮って見せられて、佑香里は顔が焼けるように熱くなるのを感じた。
「さ、それじゃあそろそろ頭を動かしてもらおうか。さっきみたいに激しくするんだぞ」
 口には余裕がないので、佑香里はこくりと首を縦にふった。

 ゆっくりと頭が動き出した。唾液で濡れた肉棒を思いきり吸い上げながら引き抜くと、汁が弾ける大きな音が鳴る。
「ズボボボぼぼッヂュッ、ずぢゅるるリュルル、ぶぢゅぶずずズズゴゴズォ」
「凄い音だな」
「ふー……ずずずずずっ、ずっぷじゅぶぼぽぽぽポボボッ」
 鼻から息を吐き出して、口ではまた強く吸い上げる。しかし、口からは空気が入ってこないので、五回ほど息を吐き出してしまうと肺から空気がなくなってしまうようで、そのときに一度だけ鼻から大きく空気を吸いこむ。
 機械が決まった動きで空気の排泄と吸引を繰り返すような感じで、佑香里はその動きを一定のリズムで繰り返した。当然、口の吸い付きはどんどん強くなっていく。今までとは全然違ったやみつきになる感覚だった。

「いいぞ。佑香里はちんこを吸う機械だな。チンポ吸いマシンだ。まさに全自動オナホールだな」
 表情は変わらない。これ以上恥ずかしい表情はできないのだろう。
 言葉で辱められてもペニスを吸う動きは変わらない。ずっと一定のリズムを刻んで激しく吸い上げている。
「淫乱顔も全部丸見えだ。ほら、もっと激しく吸ってる顔を見せてみろ」
 そう言うと、またギアを少し上がって頭の振りが速くなる。
「んんっんっンブッふぅっ、じゅぼぷぽぉオおズリュ……、ふー……、んっぽんっポポずっぽじゅうるるるるルぢゃぶズルルボッぼぽぷぷっ!」
「おお、これは凄いな! 気持ち良いぞ!」
「んふッ、んぶぅブフフっ、ふっふんぶふぅうう〜〜!」
 激しくした分だけ鼻息も大きくなり、息を吸うタイミングも早くなる。



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