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夜羽球の会
【調教 官能小説】

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頽落-2

 ずぷずぷと頭を沈めていって、喉奥の粘膜に先端が触れるあたりまでくわえこんでいく。口の中の空気を追い出して口腔の壁をぴったり陰茎に沿わせると、佑香里はちらっとタツミの方を上目遣いで見た。タツミがクイッと顎を動かしてGOサインを出すと、佑香里は視線を落として頭を動かし始めた。
 その動きは二次曲線を描くようにどんどんと加速していく。さっきまでのように相手を楽しませるような感じではなく、とにかく機械的に肉棒を刺激しようとするような扱い方だ。とにかく速く何度も擦りあげて、多少の荒っぽさはむしろアクセントだと言わんばかりである。
 根元までくわえ直すときも、いちいち唇を離して頭を下げるのではなく、口全体をくっつけたままにしている。一時も唇は離さず、上にあがるときも下にさがるときも、常に陰茎のどこかがリング状に唇で包まれていた。閉じた肉壁をこじ開けているような感覚だった。
「いいじゃないか、気持ち良いぞ。おい、こっちを見ろ」
 大きな黒目がすっと動いて上目遣いになる。頭を動かすスピードはそれでも変わらず、激しく上下に動いているが、目はじっとタツミの顔を見つめている。まるでタツミの顔を支点にして佑香里の頭が動いているようだった。

 先端が何度も何度も上顎に当たり、唾液を潤滑油にしてぬるっと喉奥へ滑っていく。刺激を強くした動きなだけあって、しばらくそれを繰り返していると快感が高まっていく。腰か少しむずむすし始めて射精感が高まってきたので、タツミは佑香里を一度止めることにした。このまま出してしまうのは、どうにももったいない。もう少し佑香里の口を楽しみたいとタツミは思った。
「よし、一旦口を離せ」
「ふぁい……。んんぅ、先走り汁がいっぱい……しょっぱいです……」
 名残惜しそうにペニスを吐き出すと、ペロッと一度、かわいらしく舌なめずりをした。
「エロい舌遣いだな。見てるだけでムラムラしてくる」
「そ、それですか……じゃあ……。んへぁ……れえぇえぇ〜……。もっほ見へくらはい、わらひのひた……。ンレぇ〜ろれェえ〜……」
 佑香里がデロンと舌を垂らしてみせる。真っ赤な色をした舌が生き物のようにうねうねと形を変えながら蠢く。こんなにダイナミックな動きもこんなに繊細な動きもできるんだぞ、というように様々な動き方を示している。
「んへぇ〜、ろうれふか……いっぱいレロレロれきまふよ……。ええ〜ろれろレロ……。んへへぇ……もっとこの便所舌にご主人様のおちんちん味わわせてください……。チンカスも全部舐めとりますから、もっといっぱい使ってください……」
 そう言いながら、お預けをくらってもう我慢できないとばかりに、佑香里は舌を動かしてペニスに顔を近づけてくる。
「おいおい、待てだ、待て。勝手にしゃぶろうとするんじゃない」
「ああぁ……ごめんなさい……」
 顔が離れ、四つん這いに戻る。
「少し格好を変えるか。よし、ベッドから降りろ」
「はい……」

 佑香里はベッドから降りて立ち上がった。
「俺はベッドの縁に座るから、しゃぶれるようにそこにしゃがめ」
「はい……」
 タツミが縁に座ると、その前に膝を曲げてしゃがみこんだ。
「おい、なに脚閉じてるんだ。蹲踞の姿勢に決まってるだろ。思いっきり脚開いて股晒しながらしゃがむんだよ」
「あ……ごめんなさい……」
 少し恥ずかしそうにして、佑香里は膝を大きく横に開いた。濡れたあそこが丸見えになった。
「よし、それでいい。それじゃあ……次はバキュームでやってもらおうか」
「バキュームフェラ、ですか……」
「ああ、そうだ。当然できるだろ?」
「はい……もちろんです。でも、ちょっと恥ずかしいかも……」
 照れくさそうにして顔を赤らめる。目線も外へ外した。これは本当に恥ずかしいという感情があるのだろう。
「なにが恥ずかしいんだ?」
「えっと……顔の形が……。ひょっとこみたいになるじゃないですか……。あれが、なんかおちんちんにがっついてるようで、恥ずかしいかな、って……」
 佑香里の照れ笑いを見ていると、タツミまでニヤついてしまう。もちろん、そう言うならばしっかり顔を拝んでやろうと考えた。
「そうかそうか。じゃあしっかり顔を見てやる。佑香里もずっと上目遣いで俺を見るんだぞ」
「はい……」
「それから、さっきは髪で顔が見にくかったからな。今度は両手で前髪を抑えながらしゃぶってみろ」
「え、あ、はい……。こう、ですか……?」
 真ん中より少し左寄りにある髪の分け目から、顎のあたりまで前髪が垂れているのを、手ですくって持ち上げる。それを生え際のあたりで押さえると、顔面が丸裸になった。


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