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痴漢専用車両へようこそ
【痴漢/痴女 官能小説】

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『特別』車両、再び-5

「えっ、そうなんですか。あたしの親、信用してました?」

比較的厳しい家なので、優子自身からの連絡が無いのに、両親がそれを信じたかが気になった。

「大丈夫よ。そこのところを上手く丸め込むのがあたしよ」

「そ、そうなんですか…」

優子は一抹の不安を抱えつつも、一応は納得した。

「今日はあたしのところに泊まりなさい。由香里先生も泊まるそうだから」

「由香里先生も!」

「そうそう、明日は休みだし、女3人で楽しみましょ。そのために色々持ってきたから」

由香里はそういって、足元に置いている紙袋の中身を見せた。優子の着替えを入れてきた紙袋だ。そこにはスタジオに置かれていた各種のバイブレーターとピンクローター、そしてすっかり由香里が惚れ込んだ電マが入っていた。

優子はその中身を見て驚いた。

「え―――っ!由香里先生、スタジオから全部持ってきちゃったの!」

「だってあのスタジオはもう閉鎖するのよ。あのまま置いてたら宝の持ち腐れじゃないのよ。あっ、浣腸は持ってきてないわよ」

だからと言って、それを紙袋に入れて持って帰る由香里の神経がわからなかった。

「でもおかしいのよね。優子ちゃんが映っているビデオをざっと見たけど、優子ちゃんを苛めてた乳首クリップがどこを探しても見当たらないのよ」

由香里の言葉に優子はギクリとした。

「えっ、えっ、そ、それはおかしいですね…」

明らかに動揺した優子に由香里の教師の勘がピンと働いた。

「優子ちゃん、あなた若しかして」

「えっ、えっ、な、なんですか?」

由香里は動揺する優子に襲い掛かり、明らかに膨らんでいる優子のスカートのポケットを弄った。

「や、やめてください」

抵抗したが遅かった。

「あ〜〜〜、これは何〜」

由香里の手の中には、問題の乳首クリップが有った。

「きゃっ、何それ、乳首クリップじゃないの」

陽子のテンションが上がった。

「そ、それは…」

優子は口籠って真っ赤になった。

「どうしてこれがポケットに入ってるのかなあ?」

由香里は楽しそうに聞いた。

「ど、どうしてって…」

「ビデオの中の優子ちゃんは、これに虐められて泣いてたんだよね」

「え、ええ…」

「じゃあ、どうしてなの。優子ちゃん答えなさい。さあ、先生に説明して」

由香里の本領発揮だ。由香里は優子を真っ直ぐに見据えて問いつめた。

「す、捨てようと思って…」

目も合わせようともしない、その明らかな嘘は星司では無くてもわかった。


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