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痴漢専用車両へようこそ
【痴漢/痴女 官能小説】

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悠子と良子-4

(よくわからないけど…)

(ふふふ、あたしもです。そこで選択を迫られてます。このまま同化するまで優子ちゃんと同居を続けるのか、天界に帰るのか…)

(うそ…。でもどっちにしても、あなたの存在がなくなるって事になるのね…)

そうなった時の事を思って良子の心は重くなった。

(いえ、実はもう1つ選択肢があるんです。3つ目の選択肢として優子ちゃんの子供として生まれ替わるかです)

(まあ、優子の子供に?そうなったら賢い子供になりそうね。で、どうするか決めてるの?)

(いえ、まだ決めてません。自分でもどうしていいかわからないんです)

(そう。難しい問題だからね。でも、これって結構な試練じゃないの)

(ええ、そう思います。でも、こうして戻ってこれて、選択できるだけ幸せなんじゃないかなって)

(そういう見方もできるのか…)

どちらにしても、それは悠子が思い、そして悠子が考える事だ。良子には適切な助言はできなかった。

(だから決める時は優子ちゃんと話し合って決めようと思ってます)

(そうね…。それがいいと思う)

(ありがとうございます。その時はお母さんに真っ先に報告しますね)

(ありがとう。悠子さんは優しい娘ね)

(だったら悠子って呼んでください)

(わかった。悠子もあたしの可愛い娘だからね)

(お母さん…)

久し振りに母親の温もりに触れた魂は、良子の心の中で震えて温かくなった。

(その時が来るまで、いつでも来たらいいからね)

(はい、お母さん)

(さて、もう1人の娘はと…)

良子はにっこり微笑むと、画面を観ながら優子に茶々を入れている陽子に声をかけた。

「陽子さん、そろそろ優子が学校に行く時間なんだけど、ちょっと優子に言って貰えるかしら」

優子に直接声を掛ける事はできない。良子は陽子に頼んだ。

「あたしはその間、星司さんともう一回するから」

「えっ?あっ、はい。わかりました。こらあ、淫乱優子!あんた学校は?遅刻しちゃうぞ!」

陽子は星司に襲いかかる良子を脇目に、笑いを堪えながらいつものように罵声を浴びせた。

『いやよお、悠子さんと同じ回数イカないと行かないよお』

「このオナニー娘はなに上手いこと言ってんのよ。お母さんに言い付けてやるぞ」

『お母さん、居ないんだもーん。だからサボってもばれないんだもんねーだ。ほーら、お母さんのお気に入りのソファーでおまんこ全開のオナニー三昧だもーん』

「あらあら、困った子ね。高いソファーが濡れちゃてるじゃないの。悠子、ちょっと脅かすから中継してくれないかしら」

星司の肉棒を扱きながら良子が頼んだ。

(はい、お母さん)

(よかったな、悠子)

良子の手を通じて悠子の幸せな思いに触れた星司も、優しく声をかけた。

(うん♪)

高揚した悠子は良子の念を自分の宿主へと届けた。

(こら!あんたそこでなにやってるのよ!)

『ひっ!』

自分の念じた声に合わせて画面の中の優子がビクンと跳ねた。

「あはは、びっくりしてるう」

良子は優子の反応に喜んだ。

『お、お母さん?えっ、どうして?』

心に母親の声が直接響く事はあり得ない。母親が隠れててると思った優子はキョロキョロと辺りを窺った。

(なにキョロキョロしてるのよ!そんなところを探しても居るもんですか!あたしはあなたの心に住む罪悪感よ!学校に行かないなら、このまま母親の声を使って叱り続けるからね)

『ひいいっ!やめてええ!堅物お母さんの声だけは赦して!オナニーの快感が薄れちゃうからあ!』

「うふふ、実態を知ったら快感が増すかも」

陽子はそうつぶやくと、堅物の片割れ、拓哉に向かって襲いかかっていった。

優子はやはり単純だった。速攻でその行為をやめた優子は素早く準備を整えて大学へと向かった。

陽子が拓哉とやり始めたのを見ながら、悠子の魂は少し満ち足りた気分になった。そんなに長くはない優子との同居を悠子は目一杯楽しもうと思った。

(さて、あたしは可哀想な優子ちゃんのところに帰るかな)

優子の家の居間には、両親の奏でる卑猥な音がパソコンを通して響いていた。

おしまい。 




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