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人妻の匂い〜男を狂わす淫香〜
【熟女/人妻 官能小説】

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淫行員-2

 「あれ?柳川じゃん!」
柳川がビクッとして顔を上げると、今からホテルに入ろうとしていた香川の顔が見えた。
 「あ…、か、香川さん…!?」
驚く柳川。とっさに優美を体で隠そうとする。
 「ん?川来か!?お、お前ら、そういう関係だったのか!?」
わざとらしく驚く。
 「い、いえ…ち、違うんです!」
 「何が違うんだよ?お前らヤッてきたんだろ??」
こんな状況では言い逃れも出来ない。柳川の額からは汗が流れる。
 「京子に言っちゃうよ?ウフッ」
香川の背後から出てきたのは京子の同僚で親友の松田尚美だった。
 「な、尚美さん!?」
尚美とは京子と3人で良く遊びに行く仲だ。尚美にまでもくされ、柳川は頭が真っ白になる。
 「怒るぞ、石田!」
 「た、頼みます!京子さんには内緒にして下さい!!」
頭を下げ頼み込む柳川。
 「どうする?」
意地悪そうな顔をして尚美に聞く。
 「う〜ん、今から私とセックスしてくれたら内緒にしてあげる!」
 「えっ…?」
何を言っているのだと思った。同僚で親友の彼氏とセックスするという尚美の神経を疑う。第一、香川とホテルに来ているのである。目の前に香川がいるというのにあり得ない発言に柳川は驚く。
 「あ、俺は尚美と付き合ってないから。俺達セフレ。だから別に気にするなよ、俺に。」
 「せ、セフレ…!?」
 「そうそう。それに前から柳川君の事気になってたのよね。可愛いなって。もし京子と別れたらすぐに告るつもりだったのよね。」
 「えっ!?」
まさか尚美がそんな目で見ていたとは思わなかった。そして尚美は積極的だった。  「じゃ、決まりでしょ?行こっ?セックスしよっ!」
 「えっ?えっ?」
腕に抱き着いてくる尚美に慌てる。
 「川来は俺が代わりに送ってやるよ。安心しな。」
香川が手を振った。
 「ち、ちょっと…」
 「さぁ、行くわよ!」
尚美は柳川を強引にホテルの中へと連れ込み消えて行った。
 「くくく、楽しませて貰えよ、尚美にちゃんにな!じゃあ行くぞ?」
優美を車に乗せる。ハンドルを握る香川の背後、後部座席から低い声で話しかける。
 「誘惑に弱い坊やだこと。フフフ…」
その女は京子だった。今夜の事はしつこい柳川がうざったくなり別れる事を決めた京子のお遊びだ。同時に柳川に優美がすぐやらせる女の子だと認識させる目的もあった。これは京子による柳川と優美いたぶりゲームなのだ。全ては京子の策略だった。
 「坊やが辞めればまた新しい坊やが入ってくるからね。フフフ。」
要するに柳川が邪魔になったのだ。新しい坊やを食うには柳川にいなくなってもらう必要がある。だから柳川を陥れる計画を実行したのであった。
 「来春が楽しみだわ。フフフ」
新たな坊やを想像してニコッと笑う京子だった。


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