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花の咲くころ
【女性向け 官能小説】

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2人で駿ちゃんの職場がある駅の映画館に行こうとした時、
「はなー」
と声をかけられた。

「あれ?博之先輩?」
「お!本当に花だ!久しぶり」
「うわ〜!お久しぶりです」
「元気か?」
「はい!」

「はな?」
久しぶりに会った大学の先輩に偶然会って、ビックリしていると
駿ちゃんが訝しげに「誰だ?」オーラを出してきた。

「あ。駿ちゃん、博之先輩。大学で1年上だったの」
「どうも。長尾です」
「どうも、楠です」

「花、デートか?」
「ううん。違うの。違うの」
博之先輩にニヤッと笑われて恥ずかしくなって急いで否定したら
ムっとした駿ちゃんの顔が横目に見えた。
そんな駿ちゃんのポケットからスマホが震えた。

「あ。ごめん。会社からだ」

そう言って少しあたしたちから離れた駿ちゃんを横目で見て博之先輩が
「花。あの人の事が好きなんだろ?」
なんてズバリと言ってくるから。
顔がカーと赤くなるのが自分でも分かった。

「そ、そんなことより、博之先輩は今からデートですか?」
「うん。映画館で待ち合わせ。花も映画?」
「そうなんです。いまだに・・・雅哉先輩はデートに来たりするんですか?」
なんて、大学では有名だった2人を想い出して
思わず笑いがこぼれる。

博之先輩と雅哉先輩は大学でもカッコよくて有名だった。

そんな博之先輩が雅哉先輩の妹と付き合い始めたらしいという噂はすぐに広がった。
だって、雅哉先輩は有名なシスコンだったから。

博之先輩のデートに妹が心配で雅哉先輩もついて来るらしいよ。

そんな噂が飛び交って。
2人は色々な意味で大学では有名だった。




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