セックス-11
俺の足元に跪いてチンポをくわえる女を見ると優越感に浸れる…、それは若菜が以前ネットで見た言葉だった。若菜は俊介に男としての自信を思い出して欲しい。だから喜んで俊介の足元に跪き、そして尽くすのだ。
亀頭をじっくりと舐めた若菜は裏筋に舌を這わせる。何度も往復させた舌は玉袋をも丁寧に舐めていた。
「ああ…」
声を零す俊介。目はすっかり若菜のフェラチオに魅せられているように見える。ちょっとしょっぱさを感じる玉袋を付け根まで丁寧に舐め、そしていよいよ肉棒を頬張る。唇で肉の棒を擦りながらゆっくりとくわえ込んで行く。涎をたっぷりと含んだ若菜の口の中はまさに快楽だった。温もりがたまらない。若菜の唇の柔らかさに一層ペニスは堅さを増した。
頭をゆっくりとうごかす若菜。舌をペニスに這わせながらのご奉仕は俊介を悶えさせる。
「ああ…」
若菜は顔を赤らめながら上目使いで俊介を見つめて言った。
「チュプッ…気持ちいいですか…？」
目を閉じ感じていた俊介は目を半分開け、至福の表情で言った。
「凄く…気持ちいい…。」
静香に似たフェラチオだった。静香のフェラチオなど知る由もない若菜が、まるで見た事があるかのように再現している事に驚いた。だが静香のフェラチオのようだと言うのは止めた。若菜に失礼だからだ。再び目を閉じた俊介。
「若菜ちゃん…ありがとう…」
「俊介さん…」
若菜は嬉しかった。説明がなつかない喜びだ。もっと俊介を気持ちよくしたい…、心の底からそう思った若菜のフェラチオは一段と心のこもったものになり俊介の吐息を荒くさせた。
俊介のペニスの先に少し苦味を感じた瞬間だった。俊介が自らペニスを抜き若菜をそのまま押し倒した。
「きゃん…！」
「若菜ちゃん…」
体を重ねてきた俊介は若菜の唇を奪った。強く抱きしめられた若菜。自然に若菜も俊介の体に抱きついた。太股に当たるゴツッとした感触にドキドキする。その堅い物がもう少しで自分の中に入ってくるのだ。そう思うと緊張感も生まれてきた。
キスをしながら俊介は若菜の胸を揉む。胸を揉んでる瞬間だけは静香とは思い違わない。若菜の胸は静香よりも相当大きいからだ。その揉み応えは半端なく感じる。
「ああん…あっ…あっ…」
甘い吐息混じりの喘ぎ声が響く。男の手つきにドキドキする。俊介の手つきに段々と興奮を感じる度に若菜の興奮も高まっていく。
「んあんっっ！！」
乳首が指で転がされる。コロコロ、コロコロと指の腹で転がされる乳首はピンピンに堅く、物凄い反発力を感じさせた。
「ああん！あっ…！」
下半身が熱い。愛液が決壊しそうだ。乳首が様々な手段で快感を与えられ若菜は大きな喘ぎ声を響かせる。
(俊介さん…)
俊介を好きになる気持ちを必死で押し殺す。若菜には俊介と…いや、誰とも付きえない理由がある。その理由は若菜の胸の中のみに存在する。しかし俊介の指先に愛された体と心は想いを募らせる一方だった。