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フロッケンベルクシリーズ 設定集
【ファンタジー その他小説】

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人物一覧 アイウエオ順-6

*「リュリュ」(魔眼)
若い雄の飛竜。バンツァーに憧れ尊敬している。ナハトと特に仲がいい。


*「ルーディ・ラインダース」(満月、毒姫、異種間ss、子世代)
暗灰色の髪に琥珀色の瞳をした、人狼の青年。長身で愛嬌のある笑顔が印象的。
一族の凶暴な発作を抑える薬を作るため、ヘルマンに弟子入りして錬金術師となる。
魔法は使えるが、湯を沸かす程度。
工学関係はからきし苦手だが、毒姫の治療をするなど薬学の腕前は非常に高い。
人狼は苗字を持たないため、「ラインダース」は弟子入り時に名乗りはじめた。
一族を追われ、イスパニラで傷心の日々を過ごしていた所、仕事上の都合からラヴィを買うことになる。
兄たちから可愛がられた末っ子ゆえか、甘え上手な部分があり、「お師さま」と呼びつつもヘルマンまで振り回せる数少ない存在。
奔放な性格で、生活態度はややだらしない。片付けは特に大の苦手で、家を散らかしまくる。
ラヴィは世界一最高のつがいと断言。二児の父になり、かなり子煩悩。


*「ルーファス・ディオン・ランベルティーニ」(堕ちた天使)
シシリーナ国でも筆頭の大貴族で、領地は豊かなリゾート地。おまけに本人は金髪碧眼の爽やかなイケメンと、国内外で姫君たちによるファンクラブが存在する、激モテなアイドル領主さま。
あきらかに家柄目当ての結婚を迫られ続けた結果、かなりひねた目でしか、女性を見られなくなった。
意外と口が悪く下品な部分があるし、仕事にうんざりして愚痴ったりと、周囲の理想と実際のギャップが大きく、悩むこともある。
カテリナの過去を知った上で求婚し、罪を一緒に背負うとを約束する。
結婚後は、互いに多忙でなかなか会えない日々だが、償いに励む彼女を邪魔しないよう、健気に耐える日々。


*「レギーナ」(毒姫)
マグダの同僚。古参の侍女。


*「ローザ」(異種間)
エメリナの幼馴染で親友。
王都で大好きなファションブランドの店員をしている。実家は美容院。


*「ロルフ・ラインダース」
ラヴィとルーディの息子。黒髪に金色がかかった紫の瞳。
双子の兄で、幼い頃から慎重で思慮深い性格。
子ども時代は、シャルとアンジェリーナの冒険に引き摺られて付き合わされる感じ。
しかし、二人だけで行かせるのも心配だから、「待ってていいよ」と言われても、結局は着いていってしまう。
追い詰められた土壇場での決断力や行動力は確かで、何度か危うい危機を救った。
めちゃくちゃ仲のいい両親を見て育ち、自分もシャルとそうなれたら良いと、密かに思っていた。
ある日、それを知った父ルーディに、「うん、まぁ……手ごわい氷の防壁があるけど、頑張れ」と言われた時の、息子を死地へ送り出すような顔が忘れられない。
――数年後、笑顔で全身から冷気を立ち昇らせるヘルマンを前に、その意味を思い知る。
フロッケンベルクの士官学校を首席で卒業後、シャルと共に王家の密偵となる。


*「ロットン」(ハロルドを参照)


*「ローレンス・デル・レイ」(異種間)
ひ熊を思わせる大柄な退魔士。見事なヒゲが特徴的。武器はナックルをつけた拳。
ジークの上司で身元引受人。
愛妻との間には子どもができず、事情のある家庭から三人を引き取り育てている。
(基本的に家での躾けに拳は使わないが、悪い事をすると、ド迫力の説教)
ジークも引き取りたかったが、何度か断られた末に見かねて、退魔士への道を勧める。
王都の治安悪化に心を痛め、万年人員不足の退魔士の増員を願う。
温泉宿で一緒に魔獣を退治したギルベルドに目をつけ、熱心にスカウトするも、脱兎で逃げられて歯軋り。
その後、王都で偶然に再会し、猛アタックを再会するが、やっぱり断られる。



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