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フロッケンベルクシリーズ 設定集
【ファンタジー その他小説】

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国、地方設定-1


【フロッケンベルク王国】


*大陸の最北に位置する錬金術の盛んな国。国土の大半を狼のうろつく針葉樹林が占め、一年の大半を氷雪に覆われている。

*極寒と痩せた土地ゆえに、農作物が殆どとれず、食料や生活用品の大半を輸入に頼っている。

*十五代目国王の政策により、錬金術師と傭兵の育成教育をし、各国に派遣する出稼ぎ方式が確立された。

*戦乱の世が終わると、工業技術に力を入れ、後に鉄道技術と電子技術を世界に広める。

*基本的に一夫一妻制度。ただし王家や貴族は、側室を持つことが多い。
男性上位社会と見せかけて、実際は妻が強かったりする。
特に庶民階級では、夫が出稼ぎに行ってる間、家を切り盛りしつつ内職やお手伝いさんで稼ぐ肝っ玉母さんが多いため。

*錬金術の神、メルクリウスやウロボロス、自然の精霊などを信仰する儀式や伝統はあるが、それほど神が高くは評価されていない。
(ピンチの時につい「神様、助けて!」くらいは思う)


*国石 水晶(石炭と共に水晶が比較的に発掘され、時計技術や錬金術に多く使われているから)

*国の色 青

*国旗 青地の中央に王冠を抱く白い鳥があり、鳥を漆黒のウロボロスが取り囲んでいる。


*王宮の特徴
 青銀の屋根にクリーム色の壁。二重窓など暖房施設が特に整っている。魔法ドームの薬草温室や、充実した書庫がある。


*こぼれメモ
「異種間交際フィロソフィア」の時代までになっても、国民皆兵!の気質は抜けきれず、ごく普通の民家に軍隊並の装備があったり、非常シェルターを備えていたりします。
王家も代々、良い王が続いているので絶賛信仰継続中。

*主に舞台となる話
『氷炎の舞踏曲』、『毒姫に捧ぐ前奏曲』、『鋼将軍の銀色花嫁』



【バルシュミーデ領地】


*フロッケンベルクの南端の領地。

*かつては王家の所有地だったが、十五代目国王の政策時に部下へ売り渡される。(買い取った人物は貴族だが長男ではなく、バルシュミーデ公爵家は、この時に成立された)

*フロッケンベルクで唯一、作物が豊富にとれる地で、リンゴと薬草の産地。
 あちこちに薬草温室ハウスやリンゴ園がある。

*主に舞台となる話
『毒姫に捧ぐ前奏曲』、『鋼将軍の銀色花嫁』



【シシリーナ王国】


*大陸の中央に位置する富裕な国。

*地理的に恵まれた位置から、陸・海の貿易がどちらも盛んであり、広い国土の多くは肥沃な土地という恵まれた国。宝石や貴金属の鉱山も多い。

*王政ではあるが、唯一神をあがめる教会の力が強く、また教会権力は内部腐敗が酷い。
魔物を特に忌み嫌い、魔法使いや錬金術師の迫害も多く行われていた。
しかし戦乱時代になると、魔法や錬金術が武力として役立つと認めた教会が規制を緩和。生活に役立つこともあり、徐々に魔法の類が受け入れられていく。

*東の海に浮かぶ島国を、大陸で最初に発見して、ちゃっかり国交貿易を結んだ。互いに魔法嫌いという共通点が役立ったらしい。

*芸術がとても発達している。

*シシリーナ語は大陸のどこに行っても通じることが多いので、国民はなかなか外国語を覚えない。

*基本的に一夫一妻制度。男性上位社会。
王家や貴族階級では、愛妾を持つ男性が多いが、他国よりも批判され、制限がある。
愛妾は社会的な保障もされず、同席に並ぶのも正妻に対する侮辱行為とみなされる。

*王宮の特徴
神々を象った|雪花石膏《アラバスター》の像が多数置かれ、花壇には四季の花が常に咲き誇る。美しいステンドグラスの窓は、国宝にも指定されている。


*こぼれメモ
王家そのものは昔から安定せず、建国以来何度も反逆などが達成され、王室の血族はそのたびに変わっている。
*戦乱時代の終わりには、教会の発言力はかなり低くなっている。


*国の石 トパーズ(感受性を高める石と言われ、芸術の国に相応しいと好まれる)

*国の色 黄色

*国旗 黄色の地にハーピーの横顔と帆船

主に舞台となる話
『氷炎の舞踏曲』『堕ちた天使の夜想曲『歌姫』、『ある悪魔の恋』


【ランベルティーニ公爵領】

*シシリーナ国内でも有数の肥沃なリゾート地。

*あまりにも豊かで平和なので、住人が非常にのんびりしている。「二人を歩かせて、のんびり歩く方がランベルティーニ領の人間」といわれるほど。

*主に舞台となる話
『堕ちた天使の夜想曲』


【アルブレーヌ伯爵領】

*シシリーナ国内の僻地。土地は広いが貧しく、大陸行路からも外れている。
住民も古風で閉鎖的な気質が多い。

主に舞台となる話
『鋼将軍の銀色花嫁』



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