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フロッケンベルクシリーズ 設定集
【ファンタジー その他小説】

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人物一覧 アイウエオ順-7

その他

*「ヴァイオリン弾き」(堕ちた天使)
ヴァイオリンを常に持つ、赤毛の悪魔。男だが、年齢は少年から老人まで好きに代われる。
人柄や口調も、接する相手の望みを感じ取り、全て相手の理想に合わせる。
そのため、本当の自分がどんなものだったのかを忘れてしまい、一人になると不安になる。
スラムでアンジェラを拾い、その心に入り込む。養い利用しつつも、最後の最後で彼女の幸せを願い、手離した。


*「歌姫」(歌姫)
沼地に住む美しい金髪少女の悪魔。藻でできた緑のドレスを着ている。
身体を継承する者であり、元は人間だった。
先代の歌姫に騙されて、悪魔となり、沼地から離れられなくなる。
人間なら誰もを魅了する歌声だが、ヘルマンには効かなかった。


*「ピアニスト」(ヘンゼル・グレーテルを参照)


*「笛吹き」(堕ちた天使、、ある悪魔の恋)
黄緑色と深緑の派手なストライプの道化服を着て、銀のフルートを吹く悪魔の青年。
黄土色の髪。
非常に陽気で退屈を嫌い、常に喋り続ける。他の悪魔とも積極的にかかわりを持とうとする。金トカゲの酒場の常連。
とある丘の木が気に入り、その木へ、世界中の物語を何百年も話す。


*アーロン、リクハルト(魔眼)
バンツァーの初代と二代目の主。
天寿で亡くなった後も、バンツァーを見守っていた。リクハルトはベルンの祖父。


*「エメリナの両親」(異種間)
しょっちゅう口ゲンカをするが、五秒後には盛大にイチャついている異種族夫婦。
父→寡黙な機械技師。小柄だが力は強い。若い頃は色々とヤンチャした様子。
母→美しいエルフ。かなり口うるさく、都会で一人暮らしをする娘の身を案じる。
娘に避けられていたのは薄々気づいていたが、娘は可愛いと心底思っていたので、容姿コンプレックスという理由には気づけなかった。


*「ギルベルトの祖父」(異種間)
フロッケンベルクで錬金術師をしている。濃い色の銀髪にアイスブルー。秀麗な顔立ちだが、昔の爆発事故で、目立つ火傷痕がある。
左手は機械義手で、付けたままではギルベルトに触れない。
かなり口が悪く、元気なお爺さん。エメリナを非常に気に入る。


*「マルセラの祖母」(異種間)
柔和でもの静かな老婦人。農場育ちだが、少女時代から身体が弱かったので、静養地のお嬢さま的な暮らしをしていたらしい。
娘は二人おり、夫とは死別。次女夫婦の死後、孫のマルセラと王都で暮らし始める。
ジークのことは、引越し挨拶の時には怖そうな人だと思ったが、マルセラに邪険にしなかったので好感を持っていた。
本編9年後、都会のせわしなさや空気が合わずに体調をひどく崩し、マルセラをジークに託し、長女夫妻の守る農場へ帰る。


称号、種族、その他

*「悪魔」(お菓子、堕ちた天使、歌姫、ある悪魔の恋)
かぎりなく不死に近い身体を持つ、海底城の最後の実験体たち。
魔法文明を滅ぼすきっかけをつくる。
誰かの愛を得て、人生に心から満足すると消えてしまう。


*「ウロボロス」(氷炎、鋼、毒姫)
全ての事柄を知り、自らの尾を食う伝説の蛇。
フリッツが、何でも一人でできるヘルマンのことを比喩表現し、国の立て直し政策は、「ウロボロスの知恵を借りた」となっている。


*「吸血姫」(氷炎、満月)
シシリーナの国民がサーフィを呼ぶ蔑称


*「凶星の娘」(満月)
占い師がラヴィを呼んだ名


*「献上姫(寵姫)」(毒姫)
他国から献上品として差し出される、美しく若い女性。
後宮入りが前提であり、身分としては奴隷階級。


*「死に神」(お菓子)
姿は不明。常に空腹で目の前の食べ物を貪る。死んだ魂は全て、これに一度食べられる。そのまま消滅か、幽霊になるか、転生できるかは運しだい。
バーテンダーが作ったものではなく、似たような存在。


*「死霊使い」(異種間)
死体をゾンビ化して操る者たち。
テロを起こしたのはとある悪質な宗教団体で、大量自殺させた信者の死体を薬品改造した上で、強化ゾンビを作ってショッピングモールの客を襲わせた。


*「姿なき軍師」(氷炎、満月、毒姫、鋼)
ヘルマンの軍師としての通り名。手紙に差出人を書かないでいたら、勝手にそう呼ばれるようになった。


*「肉植物」(毒姫)
ロクサリスの庭園で、他国から攫ってきた実験材料の人間を指す言葉。


*「塩の花嫁」(魔眼)
王子妃となったカティヤのあだ名。
結納金に、バンツァーの目方分の塩を贈られたため。


*「鉄の姫」(満月)
イスパニラ植民地での、ソフィアへの蔑称。


*「魔眼王子」(魔眼)
アレシュの通称


*「老師」(毒姫)
ロクサリスで高位魔法使いに与えられる呼称。
大陸魔法使いの最高峰と言われている。
実際に老人というわけではなく、能力次第では十代の若年でもなれる。



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