投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

短編集
【フェチ/マニア 官能小説】

短編集の最初へ 短編集 13 短編集 15 短編集の最後へ

女子大生ブルマ 恥辱の教育実習-1

「え……これ私が着るんですか?」
 絵里は手渡された衣服をつまみ上げ怪訝そうに松島を見た。
「そうだ。うちでは女の体育教師にもブルマを着用してもらっている」
「そんなの聞いたことありません。だいたい、私が生徒だったころはそんなルールなかったじゃないですか!」
 絵里はこの高校の卒業生である。その後教育実習生として母校に戻ってきた。目の前で腕を仁王立ちしている松島は高校時代の恩師だった。
「お前がいたころは女性の体育教師が高齢だったからな。それくらいの配慮はある」
 若い女に着せることは配慮のあることなのか、という抗議を絵里は飲み込む。
「まあまあ絵里ちゃん、大丈夫。私はもう何年も着て慣れちゃった」
 通りがかりの女教師、沙織が絵里を諭す。
 沙織は二十代後半の体育教師だ。初対面ということは絵里が進学してからこの学校に来たということか。十人並みの外見だが濃紺のブルマから伸びる脚は同姓の絵里から見ても美しい。
 同姓から言われると絵里もしおらしくなってしまう。中高とソフトボール部に所属していた絵里は上に言われればつい従ってしまう性質があった。
「教育実習の間だけなんだから、高校生気分に戻れると思って楽しんじゃいなさい!」
 にっこり笑い沙織は絵里の背中を叩く。そして意気揚々とグラウンドへ向かった。
「沙織先生の言う通りだ。確かに変わっているが、そう悪いことじゃない。先生よりも若いんだからきっと似合う」
 似合うかどうかという話ではないが、チャイムが鳴り拒否するタイミングを逸してしまう。松島から早く着替えてグラウンドに来るよう急かされる。

 生徒の前に立った絵里は、男子の視線を釘付けにしていた。もじもじとする絵里に松島は満足する。若い女はこうでなければならない。
 高校時代に比べたら肉づいたももは程よい太さで、見るからに張りがある。濃紺のブルマとの対比で白い肌がひときわ眩しい。上はジャージを着ているが、それでもはっきりわかる膨らみも男子生徒を魅了する。
 女教師が掃くのだから当然女子生徒もブルマ姿なのだが、物珍しさもあってかほとんどの注目は絵里に集められている。準備体操を始めても、ちらちらと男子生徒はその肢体があらゆる体勢になるのを観察していた。
 今は体育祭に向けて各自、出場種目の練習に取り組んでいる。男女混ざっての授業となるので絵里が男子生徒の暴力的な眼差しから解放されることはない。体育館の協議は沙織の担当であり、絵里はグラウンドで松島の補助をすることになっている。
「絵里もどうだ。短距離でも走ってみないか。現役のころは女子でも1、2を争うほど早かったんだぞ」
「え、いや……」
「なんだ、大学で遊び呆けてなまったか? ほら、生徒が期待しているぞ」
 生徒たちは手拍子で絵里をはやし立てている。若い女教師の見せ場を素直に盛り上げているというのもあるだろうが、男たちの思惑は他にあるだろう。
「えっと、じゃあ、行きます」
 軽くアキレス腱を伸ばしてジャージを脱ぎ絵里がスタートラインに立つ。「位置について、用意」松島が号令をかけると、絵里がクラウチングスタートの体勢を取る。腰から尻にかけての曲線が艶かしい。
「ドン!」絵里が走り出した。ポニーテールの黒髪、そして胸がゆさゆさと白い体操服の中で暴れている。男子生徒など股間をふくらませてしまうのではないか。松島もジャージの前がふくらまないように興奮を抑えた。
「なんだ、まだまだ速いじゃないか」
 近付くと顔を上気させ息を荒くしている様子がよくわかった。呼吸に合わせて大きな胸が前後している。膝に手をついて屈んでいるのでその大きさがさらに際立つ。
「でもやっぱり鈍っちゃってますね……それに見られて走るの恥ずかしかったです」
 すっかり自分の姿の無防備さなど忘れている様子である。生徒の方から見ればブルマに包まれた尻を突き出している光景を楽しめるだろう。
 その後も様々な競技をさせ、教え子の女子大生がブルマ姿で動き回る姿を目に焼き付けた。そのうちに松島の中にはふつふつと黒い欲望が湧き上がるようになっていた。
 あの体を好き放題したい。豊かな乳房を、形のいい尻を、瑞々しい太ももを、自分のものにしたい。手のひらで撫で回したい。熱い怒張を擦りつけたい。白濁の液体をぶっかけたい。もちろんそれ以上のことも。


短編集の最初へ 短編集 13 短編集 15 短編集の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前