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第2回新人歓迎会 有村2
【レイプ 官能小説】

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全員参加の飲み会-2

前を歩いていた有村さんは先輩達の声で振り返ると僕達を見て

「何かあったのですか?」と聞いてきた。

戸塚先輩は笑いながら

「こいつの度胸なさには笑えるぜ」と手を肩に回し叩く

島井先輩も「だな、手を出したらしっかり掴まないとダメだよな有村?」

「そうですね、営業は度胸が必要ですよ、佐藤くん」

二重の綺麗な瞳で僕を見つめる有村さんにドキドキしていると

「だろ、有村もそう言ってるんだから、度胸をつけろよな」

ケラケラ笑う戸塚先輩に有村さんは、

「で、何に手を出したのですか?」

「あ? ああ、それは教えらんねー」

と僕達から離れて島井先輩と話しだした。


気がつけば二人になり、有村さんと並んで歩いていることで緊張して話せなくなった。

気まずい雰囲気のなか有村さんは重い口を開く

「佐藤くん……あの……みんな、営業から帰ってきたのはいつ頃なのかな?」

キタ!寝ていたことだ。

「えっと、僕は四時ごろ帰って、先輩達も所長も同じぐらいだよ」

事前に聞かされた島井先輩の言いつけ通りに答えた。

「そうなの、その時に起こしてくれればよかったのに……」

「あ、あまりにも気持ちよさそうに寝ているので、起こせなかったんだ」

まずいぞ、棒読みになっている。

「えーそんな時は遠慮なく起こして、堂々と寝ているほうがハズカシイし」

「わ、分かったよ……でも……本当は何時間寝ていたの?」

と聞くと、有村さんは目を大きく困った顔をしながら

「それなんだけど、覚えてないのよね、朝来たら誰もいなくて、ホワイトボード見たら皆出かけてたの」

「じゃあ朝から一人だったんだ」

「そう、全然眠くなかったのに気づいたら一日たっていた感じなの」

「え、一日って、二時間じゃないの?」小声で驚いた振りをする。

「うん、多分、朝からずっと寝てたと思う」

「ええ、具合でも悪いの?」これは名演技

「朝はなんともなかったけど、今はすごくダルい感じなんだよね」

そりゃそうだ。

「さすがに一日寝てるのを所長が知ったらクビになるかもしれないよ」

途端に有村さんは口を手で押さえて、

「そうだよね、佐藤くん、皆には内緒にしていてくれる」

真剣なまなざしで僕にお願いしている。

少しいじわるしたら、この顔をずっと見てられるのかな?そう思ったけど、

「わ、わかった内緒にしとくよ」

やはり度胸がない、

「ありがとう」ほほ笑んでいる顔もいい。


しかし思った通り朝から先輩達は有村さんで楽しんでいたんだ。

どうやって眠らせたんだろう。

僕は彼女の秘密を握っていることに勇気がついたのか自然に話しながら歩いた。

そうこうしているうちに、所長の行きつけのスナックに着いた。


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