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透明な滴の物語U
【同性愛♀ 官能小説】

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別れの予感-5

排便で格闘した跡がまだ癒えていないのだ。
麻衣の心は痛んだ。
「あぁ…、お姉ちゃん。かわいそう」
そう言って妹は姉の尻穴の周囲から順に優しくキスをしていく。
妹の髪を尻たぶに、妹の吐息を肛門に感じる。
姉の蜜はさらに溢れてきた。
キスされるたびに濡れた膣口が収縮する。
「はぁ〜」
姉はため息を漏らした。
やがて麻衣は菊の中心を下から上へ舐め上げた。
「あぁ〜」
姉のあえぎ声が聞こえる。
「お姉ちゃん、気持ちいい?」
目を閉じた姉が枕の上で頷く。

麻衣は、すぼまりの中心に舌を這わせた。
舌の先で傷んだ肛門をいたわるように丁寧に舐めていく。
祐梨は肛門に妹の舌の温かい滑りを感じながら至福を感じていた。
「あぁ、気持ちいい…。気持ちいいわよ」
柔らかくもしっかりした舌先の感触にぞくぞくした快感が走る。
すべての疲れが癒されていくようである。
「麻衣ちゃん、ありがとう…」
祐梨は、快感の中でだんだん意識が遠のいていった。
妹からの癒しを受け、安心しきった悦楽の中で身体が弛緩してくる。
姉はまどろみの中へと落ちていった。


目が覚めると、妹の麻衣が自分の顔を見ていた。
どれくらい眠ったのだろうか。
起きるまで妹は待っていてくれたのだ。
「ごめんね。眠っちゃった」
妹は返事の代わりに姉の口にキスをした。
祐梨はそんな妹を見て微笑んだ。

祐梨には、どうしても妹に言わなければならないことがあった。
今日の午前中に会社に伝え、聡美にも話したことを。


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