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透明な滴の物語U
【同性愛♀ 官能小説】

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止んだ喧噪-8

このままだと本当にウンチを漏らしてしまう。
強烈な便意と焦りで、麻衣の顔は泣き出しそうに歪んだ。
「お願い!お願い!」
格闘技で負けを認めるサインを出すように、麻衣は片手を伸ばしてナースの腕をつかんだ。
ナースも限界を悟ったようである。
「麻衣さん、おトイレはすぐそこね。水は流さないでね。確認する決まりだから」
やっと肛門から指が離された。

手を離されたウサギが逃げ出すように、麻衣は大急ぎで起き上り、スリッパを引っかけるとパタパタと駆け出した。
ショーツも上げきれずに白い尻を振ってトイレに走る姿は本当にウサギのようである。
室内に併設されているトイレから、遠く雷鳴が聞こえてきた。
ブバババッ!
ナースにはお馴染みの浣腸排便の爆音である。
「効いたみたいね」
ナースは満足して用具の後始末を始めた。

処置ベッドからここまで来る途中で漏らすかと思った。
麻衣は何とか間に合い、こうして便器に排便できることを幸運に思った。
ブシュー!!
腸内で薄茶色に濁った薬液が勢いよく白い便器に噴射される。
肛門から液が迸り出る様子は、水様便を下痢しているようにも見える。
浣腸の効果により本来の力を取り戻した若い括約筋は、浣腸液を思い切り振りしぼる。
勢いのあまり浣腸液は便器の底水の中で泡を立てた。
ブババッ!!
爆竹のような音を立ててガスが麻衣の尻穴を震わせる。
「はぁはぁ」
肩で息をする麻衣。
目覚めた麻衣の腸は不要な便が大量に溜まっていることに気づき、一刻でも早く押し出そうとする。
「ううぅ〜ん」
力むと、お腹の奥から硬便が下りてきた。
硬い便だったが表面を浣腸液にくるまれているので、難なく麻衣の肛門を通過した。
ボチャン!
便器の底水が跳ね返る音がする。
「うう〜ん!」
黒い硬便はピンポン玉のように2個、3個と連続して産み出された。


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